地元取手記念2回目の優勝を達成した吉田拓矢

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 「水戸黄門賞・G3」(30日、取手)

 吉田拓矢(31)=茨城・107期・SS=が真杉匠(栃木)の打鐘先行に乗って最終3角から番手まくりで1着。2月静岡、4月西武園に続き今年3回目、通算10回目のG3優勝を達成した。取手記念は74周年に続き2回目の優勝。2着には吉田拓後位へ追い上げた山田庸平(佐賀)、3着には成田和也(福島)が入った。

 絶対に負けられない地元バンク。吉田拓が勝負の鬼になり、真杉マークからきっちり番手まくりを敢行して2回目の取手記念Vを達成した。

 鬼になった理由は5月宇都宮記念の決勝。吉田拓の先行で真杉が番手からタテに踏み込んだが、優勝を寺崎浩平(福井)に取られてしまったことだ。「連日ラインのおかげ。決勝は真杉が先行してくれた。真杉から『宇都宮記念のならないようにしよう』って言われたので、最終3角から前に踏ませてもらった」とシビアに走って優勝をつかみ取った。

 今年のG1はここまで近畿勢が全て優勝。関東勢の反撃を期待するファンは多い。「高松宮記念杯が悔しい結果になった。夏のビッグレースで結果を出したい。関東勢が1人でも多くグランプリに乗れるように頑張る」と気を引き締る。勢いに乗った吉田拓が夏の大舞台で結果を出す。