林家正蔵「断るとバチが当たるような気がしました」落語協会新会長に就任 憧れの古今亭志ん朝師匠にも言及
落語協会の新会長に就任した落語家・林家正蔵が30日、東京・丸の内の東京會舘で会見を行い、意気込みを語った。
正蔵は29日付けで新会長に就任。会見の冒頭、尊敬する古今亭志ん朝さん(2001年死去)から晩年「今度、頼むぜ」と言われたことを明かし「その志ん朝師匠がおっしゃっていただいた言葉が今でも心に残っている。だから、何を頼まれたんだろうって考えたときに、寄席を、落語を、そしてお客様を頼むねってバトンを渡されたような気がします」と回顧。新会長を引き受ける時には「私でいいのかなって思いもありました。強烈なカリスマ性の人をねじ伏せるような名人芸もまだまだない」と葛藤したことも。「きっと会長になりなさいって進められてそれを断るとバチが当たるような気がしました。いつもそんな人生です。私は。いろんなテレビに出させてもらって、24歳で真打ちになって、正蔵になろうと思っていなかったのに。亡くなった坂東三津五郎さんが『芸の神様は何か授ける、それを断ったらバチが当たるとおっしゃった』ので、そのような思いでお引き受けしました」と語った。
副会長など人事については「来月の理事会までにじっくり考えて、理事の方はみなさん素晴らしい方ばかり。どういう体制で進めるのがいいか、来月の理事会まで考えようと思います」とした。
