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 ◇ナ・リーグ ドジャース9―4アスレチックス(2026年6月29日 サクラメント)

 アスレチックスのジョシュア・クロダグラウアー内野手(23)が29日(日本時間30日)、本拠サクラメントでのドジャース戦に「9番・二塁」で先発出場。2回の第1打席でメジャー初安打初打点を記録するなど、3安打1打点の活躍でデビュー戦を飾った。

 ドジャースに2点を先行されて迎えた2回。1点を返し、なおも1死一、二塁の場面でクロダグラウアーに打席は回ってきた。ドジャース先発・ラウアーの投じた内角92.6マイル(約149.0キロ)直球を右前へと運び、同点の二走を本塁へと迎え入れた。6回2死からは左前打を放ち、9回無死からは力ない飛球が中前に落ちる安打を放ち、俊足を生かして一気に二塁を陥れた。

 初安打の記念球はアスレチックスベンチへと戻ってきた。さらに緊張の表情だったが、一塁上でフリーマンから声をかけられると、一気に表情が緩み、笑顔がはじけた。「本当に信じられない気持ちでした。子どもの頃はビデオゲームでプレーしていた選手たちですからね。野球が好きでずっと見てきた選手たちと同じグラウンドに立って、一緒にプレーして、話をする。本当に特別なことです」と喜びを口にする。「“おめでとう”と言ってくれました。それから“俺は初安打まで3打席かかったけど、お前は1打席だったな”って冗談を言っていました。本当に素晴らしい人です」と現役最多2521安打の実力者からの粋な祝福が胸にしみた。

 8回には二塁に進塁した大谷とも会話を交わした。「本当に信じられない気持ちです。あれほどの選手がプレーする姿を間近で見られることもそうですし、自分も同じフィールドに立ってプレーしていることが本当に特別です」と興奮冷めやらない。

 母方の祖父が日本人のクロダグラウアー。母親も自身も日本語は「話せません」とするが「まだ日本にも行ったことはありません。でも、その両方に取り組みたいと思っています」と自身のルーツについてはの興味を口にする。走攻守3拍子をそろえた有望株が高い成長曲線を描いていく。