【W杯】メキシコのファンが“加勢”してモロッコがオランダをPK戦の末に撃破!その理由は?
◇W杯北中米大会決勝トーナメント1回戦 モロッコ 1―1(PK3―2) オランダ(2026年6月29日 メキシコ・モンテレイ)
FIFAワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦が29日(日本時間30日)に行われ、前回4位のモロッコはオランダを1―1からのPK戦3―2で破り、2大会連続でベスト16入りした。94年米国大会モロッコを含め、過去W杯でアフリカ勢に5戦無敗だったオランダを倒した。
5万1243人が詰めかけたモンテレイ競技場には、地元メキシコのファンによる「No era penal(ペナルティーじゃない)」というチャントが響き渡った。メキシコは14年ブラジル大会の決勝トーナメント1回戦で、後半終了間際の微妙なPK判定により1―2でオランダに敗れていた。数千人が詰めかけたモロッコのサポーターと地元ファンが“共闘”し、オランダ撃破へ大声援を送った。
試合を優位に進めながら0―1で敗色濃厚だった後半アディショナルタイムの46分。モロッコはDFディオプ(フラム)がオランダDFファンダイク(リバプール)に競り勝ち、ヘディングで同点ゴールを叩き込んだ。120分で決着がつかず、迎えたPK戦では両軍2人ずつ失敗して迎えた5人目で、オランダMFシュメルビル(ウェストハム)のシュートをGKブヌ(アルヒラル)がストップ。最後は1次リーグ3戦連発のFWサイバリ(PSVアイントホーフェン)が蹴り込んで激闘に決着をつけた。
好守に違いを見せて展開を優位に変えたDFハキミ(パリSG)は「こういう試合には慣れているし、戦い方も分かっている。集中力を高く保って、フィジカル的にもメンタル的にも強くならないといけない」とコメント。競技場のホームのような雰囲気に「メキシコの皆さんの応援、そして応援に来てくれたモロッコの皆さんに感謝の気持ちを伝えたい」と感謝した。

