大谷翔平、8回に右前打で今季27度目のマルチ安打 サクラメント初見参で6回には衝撃の18号3ラン
◆米大リーグ アスレチックス―ドジャース(29日、米カリフォルニア州ウエストサクラメント=サターヘルスパーク)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が29日(日本時間30日)、敵地・アスレチックス戦に「1番・DH」で先発出場。メジャー通算300本塁打まで残り2本と迫る中、8回無死一塁の第5打席は右腕モリスから右前打を放ち、今季27度目のマルチ安打をマークした。
この日は新人左腕ジャンプに対し、初回先頭の第1打席は一ゴロ、2回1死一、三塁の第2打席は見逃し三振、4回1死二塁の第3打席は二直に倒れていた大谷だったが、5―3の6回無死一、二塁で迎えた第4打席だった。2ボール2ストライクからの5球目、左腕クルークの投じた内角高めの82・3マイル(約132・4キロ)スイーパーを強振。打球速度112・3マイル(約180・7キロ)、角度25度、飛距離432フィート(約131・7メートル)で右翼の芝生席上段までかっ飛ばした。大谷にとって今季2番目に大きい一発となった。
大谷はサクラメントには初見参。アスレチックスの本拠地がオークランドからラスベガスに移転することに伴い、25年から新球場が完成する予定の28年まで暫定的にジャイアンツ3Aの球場を“間借り”している状況だ。全30球団が現在本拠地として使用している球場で、大谷が一発を記録したことがないのはフィリーズのシチズンズバンクパーク、レッズのグレイトアメリカンボールパーク、サターヘルスパークを含めても3球場だけだったが、サターヘルスパークを4打席でクリア。レンジャーズ、アスレチックスの旧球場、ブルージェイズのキャンプ地球場、東京ドームを入れた“32球場制覇アーチ”にもなった。
大谷が本来はマイナーの球場でプレーするのは異例。収容人数が1万4000人程度、右翼は最短325フィート(約99メートル)とコンパクトな作りのサターヘルスパークでメジャー最高の打者であることを改めて証明した。
本塁打が出ていない間の5試合も計6安打3打点5得点と1番打者としての役目を果たしていた大谷。違和感を抱えている左膝の状態に関して、ロバーツ監督は「100%ではないが、十分プレーできる状態」と説明していた。

