【W杯】前回4位モロッコが16強!後半ATディオプ劇的同点ヘッドからPK戦で“アフリカの天敵”撃破
◇W杯北中米大会決勝トーナメント1回戦 モロッコ 1―1(PK3―2) オランダ(2026年6月29日 メキシコ・モンテレイ)
FIFAワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦が29日(日本時間30日)に行われ、前回4位のモロッコはオランダと対戦。1―1からのPK戦を3―2で制し、2大会連続でベスト16入りした。
序盤から激しい削り合いとなった1回戦屈指の好カード。1次リーグ3戦連発のFWサイバリ(PSVアイントホーフェン)がオランダDFファンヘッケ(ブライトン)と接触して乱闘寸前となり、DFリアド(クリスタルパレス)は相手に引っ張られてビリビリに裂けたユニホームを序盤で交換した。
前半はMFアイナウイ(ローマ)のヘディングシュートや、DFハキミ(パリSG)の弾丸ミドルシュートがオランダGKフェルブルッヘン(ブライトン)に止められて0―0。後半は主導権を握って攻め込む時間帯が長くなったが、27分に相手GKのロングフィードで裏を取られ、先制を許した。
しかし、後半アディショナルタイムの46分、MFタルビ(サンダーランド)の左クロスをDFディオプ(フラム)がオランダDFファンダイク(リバプール)に競り勝ってヘディングでゴールへ。土壇場で1―1と追いつき、延長戦に持ち込んだ。延長前半にはFWラヒミ(アルアイン)が1対1となったものの、フェルブルッヘンに止められて勝ち越し機を逃した。
120分で決着がつかず突入したPK戦では、2人ずつ外して迎えたオランダの5人目をGKブヌ(アルヒラル)がストップ。94年米国大会でのモロッコなど過去アフリカ勢にW杯5戦無敗だったオランダを下し、カナダとの決勝トーナメント2回戦(7月4日=同5日)へ駒を進めた。

