56分、大黒柱のバルベルデを下げたこの交代が議論の的に。(C)Getty Images

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 現地時間6月26日、ウルグアイは北中米ワールドカップのグループH第3戦でスペインと対戦。0−1で敗れて勝点2の3位に後退し、グループステージ敗退となった。 この試合で物議を醸しているのが、1点ビハインドの56分のシーンだ。ウルグアイのマルセロ・ビエルサ監督が、大黒柱のフェデリコ・バルベルデをベンチに下げ、FWのフェデリコ・ビニャスを投入したのだ。 もちろん、ゴールが必要な状況でアタッカーを入れるのは珍しくない。とはいえ、試合終了まで30分以上もある時間帯に、チーム随一のスターであり、強烈なミドルシュートでゴールも狙えるMFを下げるという判断は、小さくない驚きだったと言えるだろう。 

 試合後、この交代について問われたビエルサ監督は「攻撃面でチームの存在感を高めたかった。より多くのチャンスを作ることが目的だった」と説明。しかし、70歳の名将の采配には、多くのレジェンドが納得できていないようだ。スペイン紙『マルカ』が伝えている。 


 2010年と14年のW杯に出場し、主将も務めた元ウルグアイ代表DFのディエゴ・ルガーノは「ビエルサはチームの雰囲気を悪くした。自分の立場をまったく理解できておらず、選手たちも彼を理解することができなかった。ワールドカップで指揮すべきではなかった」と猛烈に批判した。 元アルゼンチン代表FWのセルヒオ・アグエロは「(バルベルデを下げた)交代は気に入らなかった。あの瞬間、テレビを消したよ。僕はバルベルデが大好きなんだ。強烈なシュートを持っていて、どこからでもゴールを決められる。彼を最後まで出してほしかった」とコメントした。 そして、10年W杯でMVPを受賞した元ウルグアイ代表FWのディエゴ・フォルランは「正直、あの判断は理解できなかった。スペイン相手に得点が必要な状況で、バルベルデを下げるなんて、最も予想外だ。監督は時に難しい決断を下す必要があり、その決定には敬意を払うべきだが、外から見た限りでは、この交代はウルグアイを強化するどころか、むしろ弱体化させたように感じられた。これほどのビッグマッチでは、リーダーは最後までピッチに留めておく必要がある」と語っている。 ウルグアイ国内で今なお議論が巻き起こっているビエルサ監督の采配。南米勢で唯一のグループステージ敗退となり、監督と選手の亀裂も報じられるなど、ピッチ内外で後味の悪さを残した。構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部【美女サポ画像】豪華絢爛!北中米W杯を華やかに彩る各国ファンを一挙公開!