昨秋ドラフトでソフトバンクから1位指名された米スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手(21)が29日、米国から一時帰国した。羽田空港で報道陣に対応。7月1、2日に福岡に滞在し、ソフトバンクと面談して球団施設を見学する予定を明かした。

 「球団と自分自身をどうマッチさせながら育成プランを描いていただけているのか、お話を聞くのが凄く楽しみ」と胸を躍らせ「日本を代表する強いチーム。打撃に特化していてプレースタイルとマッチしてくると思う」とソフトバンクの印象を明かした。

 米大学2年目の今季は54試合で16本塁打、47打点。通算868本塁打を放った王貞治球団会長は、午前に都内でイベントに出席し「長打力はあとでつけられるものではない。最初から持ってることは魅力。日本でまず“弾み”をつけてからアメリカに行ってほしい」と改めてラブコールを送った。

 7月11、12日(日本時間12、13日)にはMLBのドラフト会議を控え、ソフトバンクとの交渉期限は7月末。プロ入りを先送りし、スタンフォード大に残る選択肢もある。

 「次の人生の選択がかかっている。1カ月以内に次の道が見えてくる。プレッシャーもあるが、楽しみの方が多い。向き合って決めることが宿命と思う。3つの選択肢に感謝し、まずは決めたい」

 福岡を訪れた後は岩手に帰省。同5日には地元の中高生らとの交流イベントや講演なども予定している。運命を決める1カ月になる。(井上 満夫)