スポニチ

写真拡大

 ◇W杯北中米大会決勝トーナメント1回戦 日本 ― ブラジル(2026年6月29日 ヒューストン)

 FIFAワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦で日本代表は29日(日本時間30日)、ブラジルと対戦する。昨年10月の親善試合は3―2で逆転勝ちしたとはいえ、対戦成績は1勝2分け11敗で、2006年ドイツ大会の1次リーグでは1―4で大敗した。過去最多優勝5回の「王国」をW杯の舞台で破れば、文字通り“ジャイアントキリング”になる。

 W杯での主な“ジャイキリ”は以下の通り。

 <米国>

 1950年ブラジル大会の1次リーグでイングランドに1―0。セミプロ数人を含むほぼアマチュアチームが優勝候補を破り、FIFAも公式に「W杯史上最大の番狂わせ」としている。

 <北朝鮮>

 初出場した1966年イングランド大会1次リーグでイタリアに1―0。負傷退場者を出した相手に1点差で逃げ切り、アジア勢初のベスト8入り。敗退したイタリアは帰国時に選手がトマトを投げつけられる事態に。

 <カメルーン>

 1990年イタリア大会の開幕戦で前回優勝のアルゼンチンに1―0。FWオマンビイクがヘディングで挙げた1点を、退場者2人を出しながら逃げ切った。2度目の出場で初勝利をマークしてアフリカ勢初のベスト8入り。

 <セネガル>

 2002年日韓大会の開幕戦で前回優勝のフランスに1―0。前半にMFディオプが先制点を挙げ、ジダンをケガで欠いた優勝候補から金星。セネガルは8強入りし、フランスは1次リーグ敗退。

 <サウジアラビア>

 2022年カタール大会の1次リーグでアルゼンチンに2―1。メッシのPKで先制されたものの後半に2点を挙げて逆転勝ちした。その後は2連敗で1次リーグ敗退も、アルゼンチンは優勝。ハーフタイムに「メッシと写真を取りに来たのか?」とイレブンを鼓舞したルナール監督は今大会、チュニジア監督に就任して日本と対戦した。

 <日本>

 22年カタール大会の1次リーグでドイツ、スペインを破って決勝トーナメント進出。いずれも前半に先制点を許してから後半に逆襲して2―1の逆転勝ち。スペイン戦で田中碧の勝ち越しゴールを生んだ「三笘の1ミリ」は反響を呼んだ。