連日、雨が続いています。今月24日は薩摩地方で線状降水帯が発生し、薩摩川内市では住宅が浸水する被害が出ました。被害は農作物や農業施設などにも及んでいて、県が調査を進めています。

(記者)「道路の一部が崩れ、田んぼに土砂が流れ込んでいます」

大雨で田畑や水路などののり面が崩れる

鹿児島県によりますと、北薩では今月24日の大雨で、田畑や水路などののり面が崩れるなど、わかっているだけでおよそ9700万円の被害が確認されています。

このほか田畑が浸水するなど農作物への被害も出ていますが、現在、調査中で被害の全容はわかっていません。

ビニールハウスの作物も被害に

薩摩川内市樋脇町で農業を営んでいる奥悟志さん。24日の大雨で近くの水路があふれ、ビニールハウス内に水が流れ込み、育てていたスイカとコマツナが浸水。

ビニールハウスの中には今も水が溜まっている所や、葉が傷んだ作物が残されたままです。

収穫目前だった

収穫目前のスイカとコマツナ、合わせて少なくとも150万円分が出荷できず、廃棄するということです。

(倉野園芸組合・奥悟志)代表)「水分を持ちすぎて日差しが強いと、焼けてしまってものにならない」「悔しい。水の力はすごいと思った」

農作物や農業施設の被害は北薩で広範囲に及んでいて、県が自治体と連携し、詳しい調査を進めています。