土壇場で追いつきオランダと引き分けた日本 Photo/Getty Images

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現地時間14日に日本代表はワールドカップの初戦を迎え、オランダ代表と対戦した。試合は後半に動き、50分にフィルジル・ファンダイクのヘッドでオランダが先制。57分に中村敬斗のゴールで追いつき、64分にリードされるも88分に鎌田大地のゴールで土壇場で追いついた。FIFAランキング上位の国に引けをとらない戦いを見せ、試合は2−2のドローで勝ち点1を分け合った。

この結果は中国でもニュースになり話題に。そんな中『捜狐』では、今回のこの結果よりも、日本の選手たちのメンタリティに注目。「本当に驚かされたのは結果そのものではない。ピッチ上の日本代表が見せた『落ち着き』だった」とし、「ファン・ダイクのヘディングで勝ち越しを許した場面でも、選手たちは誰一人として慌てなかった。味方を責める者もいなければ、うなだれる者もいない。何事もなかったかのように自陣へ戻り、再びゲームを組み立てる。そして6分後に同点弾。さらに89分には劇的な同点ゴールを決めた。このメンタリティは、20年前の日本代表とはまったく別の次元にある」と評価していた。

またこのメンタリティも、彼らが子供の時から培われた経験の積み重ねによって根づいているとし、日本サッカーの育成システムについても言及。「日本の18歳以下の選手数は約64万人もおり、特にユースの選手たちは年間50〜120試合を経験する。対して中国は約11万人の選手がいて、試合数も年間30試合程度。12歳から18歳までの6年間で、日本の選手は中国の同世代の5〜6倍もの実戦経験を積むことになる」と指摘しており、「試合数が多いということは、練習だけでは身につかない、意思決定の速さ、戦術理解、そしてプレッシャーへの耐性といった本物の試合の中でしか磨かれない能力を得られる」と強調した。

さらには指導者の質も日本と中国で大きな差があると言及。こうしたことから「日本サッカーの強さは、決して一人の天才選手によって支えられているわけではない。30年かけて築き上げた育成システム、指導体制、リーグ運営、そして海外挑戦の仕組み、それらが一体となって機能しているからこそ、主力選手を欠いてもチームは崩れない。今回のオランダ戦で示されたのは、まさにその『システムの力』だった。たとえ主力が不在でも、たとえ試合内容で押し込まれても、たとえ二度リードを許しても、チームは機能し続ける。選手たちは戦術を遂行し続ける。そして最後まで勝利を信じ続ける。これは日本代表だけの勝利ではない。30年間にわたり積み重ねてきた日本サッカー全体の成果であり、『システムが生み出した利益』なのである」と記した。