脳科学者が教える「夫にイライラしなくなるコツ」2つ。“家事の見直し”で老後の関係も良好に
年齢を重ねるにつれて、増えてくる夫への不満やイライラ。夫との距離感や行動・言動に不満を抱いている人も多いのでは? 今回、夫に不満を抱いてしまう理由や、夫と良好な関係を保つヒントを、脳科学から男性脳を解明した『夫のトリセツ』著者の黒川伊保子さんに聞きました。

「夫への不満はあるか」アンケート結果は…
「夫に不満がある?」「どんな不満?」ESSE読者に夫への不満や距離感についてアンケートを実施しました。
●「夫に不満がある人」が67%
不満ベスト3
1位 モラハラ、上から目線 15.4%
2位 妻に対する興味、関心がない 12.4%
3位 話が合わない 12%
読者アンケートによると、夫に対して不満をもつ人は7割近くにものぼります。なかでも多かった不満は、モラハラ的な言動や妻への無関心。
●「夫に自立してほしい人」が73%

夫の自立を望む声も多く、適度な距離感を大切にしたいと考えている人が多いようです。
夫婦とは「互いにイライラし合うもの」

「言わないとなにもしてくれない」
「妻が出かけるとあからさまに機嫌が悪くなる」
「子どもが巣立ったあとのふたり暮らしが不安…」
夫に対して、そんな不満やモヤモヤを抱いているESSE読者は多いよう。
脳科学の視点から夫婦のすれ違いについて解き明かす“トリセツシリーズ”の著者・黒川伊保子さんによると、「そもそも夫婦とは、お互いにイライラし合うもの。夫への不満はあって当たり前です」とのこと。
「女性の脳には、もともと男性に対する“警戒スイッチ”が備わっているんです。結婚した当初は、そのスイッチが一時的にオフになっていて、これがいわゆる“あばたもえくぼ”の時期。この期間は3年間といわれています」(黒川さん、以下同)
3年を過ぎて再びスイッチが入ると、どうなるのでしょうか?
「それまで受け入れていた夫のなにげない言動にイラッとしてしまう。これは夫が悪いわけでも、もちろん妻の性格に問題があるわけでもなく、仕方のないことなんです」
夫婦が「ちょうどよい距離感」を保つコツ
黒川さんに夫婦が良好な関係性を保つコツについて、教えてもらいました。
●コツ1:ネガティブをぶつけない
まずは、自分がイライラしていることを自覚したうえで、ネガティブな感情をぶつけないことが、歩み寄りの第一歩です。
とくに、イライラの原因となりやすい「家事」にまつわる問題にも、工夫の余地はあるそう。
「今後、夫とふたり暮らしになることを見据えて、家事の見直しを提案してみましょう。夫の好きなスポーツにたとえて、『今まですべてのポジションを私がやってきたけれど、これからふたりで楽しく暮らすためにも、あなたの役割を決めさせて』と、まずは家事をひとつまかせてみることから始めるとよいでしょう」
●コツ2:夫のこだわりを尊重する
ESSE読者は、すでに家事に関してはベテラン、という人も多いはず。そのため、“気づく量”が増えてしまい、「あれもできていない、これもできていない」と、自分にも、周りにも厳しくなってしまいがちです。
「求める水準が高くなる一方で、夫の家事能力は、まだまだ新人レベルということもしばしば。やり方が気に入らなくても、彼なりのこだわりがあるなら、『あなたが担当だから』と尊重することで衝突を防げます」
