暖かい春は、もっちりしっとりとした食感の米粉パンを持ってお出かけしませんか? 一見難しそうなパンづくりも、米粉を使えば簡単です。今回は、米粉パンレシピの著書が人気を集める鈴木あつこさんに、とっておきの「ニンジンパン」レシピを教えてもらいました。何度もつくりたくなるパンです。

米粉パンはうれしいことがいっぱい!

まずは米粉パンの魅力をチェック。

【写真】コロコロと転がして丸める

●1:1時間ほどで焼き上がる

小麦粉のパンは通常1次発酵と2次発酵が必要。でも、紹介する米粉パンなら発酵は1回だけ! 1時間ほどで焼き上がります。

●2:こねずにぐるぐる混ぜるだけ

生地はひとつのボウルの中で混ぜるだけ! 台に出してこねる必要がないから、キッチンが粉まみれになることも、生地づくりでヘトヘトになることもなし。

●3:片づけがラクチン

ボウルひとつで生地づくりができるので、洗い物が最小限。しかも米粉は水に溶けやすく、さっと洗い流せるのもラク。

●4:もちふわ食感でおいしい

米粉パンの魅力はなんといってもそのおいしさ! もちもちふわふわの食感と、優しい味わいがクセになります。焼きたてはもちろん、冷めても電子レンジやトースターで温めれば、おいしく食べられます。

●5:アレンジ次第で食感も変化

米粉に片栗粉や大豆粉を混ぜたり、焼く温度を変えたり、トッピングや具材をプラスすることで驚くほど食感が変わります。「もちふわ」「サクふわ」「ガリじゅわ」「つぶつぶ」「とろ〜り」など、食感の違いを楽しんで。

しっとりとした口当たりが魅力の「ニンジンパン」

生地にすりおろしたニンジンを混ぜ込むことで驚きのしっとり具合に。カリッとした外側との食感の違いを楽しんで。

●しっとりニンジンパン

【材料(1個分)】

A[米粉(パン用)200g ドライイースト3g 砂糖12g 塩3g サイリウム7g]
ぬるま湯(37℃前後) 160g
植物油(クセのないもの) 15g
ニンジン 60g
植物油(作業・仕上げ用) 適量
米粉(仕上げ用) 適量

【下準備】

・天板にクッキングシートを敷く。

・ニンジンはすりおろす。

【つくり方】

(1) ボウルにAを入れ、スケッパーで1分前後混ぜる。

(2) ぬるま湯、油、ニンジンを加え、スケッパーで4分前後よく混ぜる。

(3) 手に油をつけて、生地をまとめるように10回ほどにぎったら、両手でキャッチボールするように空気を抜き、手のひらでコロコロと転がして丸める。

(4) めん棒で縦25×横18cmの楕円形にのばす。上下を中心で合わせるように折り、

さらに上下を折って

合わせ目を指でつまんでとじる。とじ目を下にして、台の上で形を整え、天板にのせる。

(5) ふんわりとラップをして濡れふきんをかけ、オーブンの発酵機能40℃で20分発酵させる。取り出してから、オーブンを200℃に予熱する。

【ポイント】

・発酵時間はやや長めに

(6) オーブンの予熱が終わったら、生地にハケでまんべんなく油を塗る。米粉をふってナイフで縦に5本クープ(切れ込み)を入れる。

(7) 200℃で22〜25分焼く。