【対策必須】最低賃金UP後のパート労務管理|人件費の負担を増やさない1日の上限時間とは?──このテーマについて、社労士のたかこ先生がYouTube動画内で解説した。動画では、10月から引き上げとなる最低賃金をふまえ、「結局、1日に何時間まで働けるのか?」という労務上最も実務的な疑問に正面から答えた。

冒頭、東京都の最低賃金が1,226円になることを受けて、たかこ先生は「これだけ時給が上がったら106万の壁が気になる方も多い」と注目点を指摘。実際、全国平均で最低賃金が1,118円になり、年収106万円を超えないためには「1日3.95時間までしか働けない」と明らかにした。また、東京都の場合は「1日3.6時間、秋田県だと1日4.35時間」と具体的なシミュレーションも披露し、「大体、1日4時間超えたらもうアウト」と断言した。※撮影後、秋田県は80円賃上げと発表がありました。

今回の最低賃金の引き上げにより、「場所によって働ける時間に驚くほど差が出てくる」という事実や、経営者にとっては従業員シフトの細かな調整が大きな負担になる現実も挙げ、「地域によって変わってしまうのって、すごく面倒くさいなって思う」と本音をのぞかせた。

さらに、106万円の壁が撤廃される見込みについても触れ、「来年10月からは収入基準から週20時間の壁が主流になる」と予想。「週20時間未満に抑えたとしても130万円を超えたら、旦那さんの扶養から外れないといけなくなる。今後は、雇用形態を多様化し、部分的にAIやシステムの導入、業務委託や学生アルバイトなどを活用していく必要がある」と経営側への具体的な提案も示した。

また、石川県の最低賃金アップが全国平均を上回る70円増となることにも言及。「過去最大の上がりで、企業は本当に悲鳴を上げている。今後はさらに大幅な引き上げも十分考えられる」と警戒感を示した。

最後にたかこ先生は、「これからは週20時間の壁を超えないよう、しっかりと労働時間の調整して」「従業員の方としっかり話し合って、どのような働き方が合うか決めるべき」と呼びかけつつ、企業には助成金の有効活用と人材育成にも力を入れることを促した。

全国の詳細シミュレーション表もプレゼントとして案内し、視聴者には「動画が役に立ったら、ぜひ高評価とチャンネル登録を」と締めくくった。

チャンネル情報

助成金専門社労士のたかこ先生が、国からもらえる助成金と労務管理について、日本一わかりやすく教えるチャンネル。助成金申請2,000件超、200社以上のコンサル経験をもとに、ヒト・モノ・カネが好循環で回る強い組織=「骨太経営」の実践法を発信中。著書『その悩み、助成金が解決してくれます!』(KADOKAWA)も好評発売中。