ピッチクロック違反に困惑の表情を見せた大谷翔平【写真:荒川祐史】

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敵地ダイヤモンドバックス戦

 米大リーグ・ドジャース大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地ダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発し、3打数1安打1四球。チームは0-3で完封負けを喫した。前日14得点と爆発したドジャース打線を封じたダイヤモンドバックスの指揮官は「素晴らしい一日だった」とご満悦。一方、大谷の打席であった“凡ミス”には「あってはならないこと」と眉間に皺を寄せた。

 大谷から始まるドジャース8回の攻撃。2点リードのダイヤモンドバックスは7回無失点の先発バーンズに代え、右腕ネルソンをマウンドに送った。しかし、初球を投じる前にネルソンは帽子を指差し、ベンチに向かって何かを主張。どうやら捕手とサインを通信でやりとりするピッチコムの機器を忘れたようだ。球審はピッチクロック違反を宣告。一時中断後、カウント1-0から再開となった。

 結果は右直。大勢に影響はなかったが、ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督は試合後の会見で「忘れたのかはわからないが、あれはあってはならないこと」と厳しい表情を浮かべた。「あんなことをしていてはいけない。突き詰めればチームの失敗だ。球界最高級の打者に、カウント1-0から打席に立つチャンスを与えるなんてあり得ない」と語気を強めた。

「誰の打席であっても関係ないが、それがオオタニだったことがさらにフラストレーションを大きくした。誰であっても苛立たしいことだが、あんなことを起こしてはならない」。完封勝ちで「素晴らしい一日だった」とご満悦だったロブロ監督だが、大谷の打席であった凡ミスには憤りを隠さなかった。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)