「Numbers to know」は、モダンリテールが注目するニュース(2月21日(金)〜2月27日(木))を数字とともにご紹介します。

93%

ウォルマート、全米93%の世帯に即日配送が可能に

ウォルマート(Walmart)は第4四半期の決算発表で、即日配送の対象が米国の93%の世帯に拡大したと発表した。同日配達サービスの拡大は、Amazonとの競争激化に対する取り組みのひとつ。Amazonは2024年に90億点以上の商品を同日または翌日に配達したと報告しており、配送スピードの向上は業界全体の大きなトレンドにもなっている。ウォルマートも、消費者のあいだで高速配送の需要が高まっていることを認識しており、同社の注文の30%以上は3時間以内の配達を希望するものだった(Retail Dive)。

27%増

ウォルマート、Amazon式広告戦略で成長加速

ウォルマートは、小売向けアドテク企業が独自ツールを開発し、自社ECやアプリ上でディスプレイ広告を販売できるセルフサービス型APIを公開した。Amazonの手法を取り入れ、広告事業の成長を加速させる。2024年の広告収益は前年比27%増の44億ドル(約6600億円)に達し、リテールメディア事業Walmart Connectは第4四半期に米国内で24%成長。実店舗データを活用した精緻な分析でAmazonとの差別化を図るとともに、トレードデスクとの提携でオフサイト広告も強化する(ADWEEK)。

2店舗

ジュエリーECブランド、サイモンやShopifyの支援で新規出店

全米最大のショッピングセンター開発・運営会社サイモン・プロパティ・グループ(Simon Property Group)は、Shopify、リアル店舗支援のリープ(Leap)と提携し、ECブランドの実店舗展開を支援する新たな取り組みを開始した。オンラインブランドがサイモン社のショッピングセンター内に迅速に出店できる包括的ソリューションを提供する。最初の事例として、ジュエリーブランドのリングコンシェルジュ(Ring Concierge)は、物件選定や店舗運営の支援を受け、ヒューストンとフロリダ州ボカラトンにあるサイモン社の商業施設に出店した。創業者ニコール・ウェグマン氏は「3社の支援で想像以上に速く実店舗展開ができた」と評価した(Chain Store Age)。編集/戸田美子