覚醒剤使用容疑の30歳ラッパー「逮捕前最後のSNS投稿」にネット衝撃
1月22日、ラッパーの「MU-TON（ムートン）」こと菅原勝也容疑者（30）が覚醒剤使用の疑いで逮捕されたことが明らかになった。菅原容疑者は昨年12月に別の覚醒剤使用事件で逮捕・起訴され、保釈中だった。
各社報道によると、菅原容疑者は1月16日の午後1時ごろ、東京・新宿区内のアパートで不審な行動をしており、目撃者が110番通報。駆け付けた警察官が職務質問をして、尿検査をしたところ、覚醒剤の陽性反応が出たという。
しかし、菅原容疑者は尿検査の正式な結果が出る前にその場から立ち去ってしまい、1月20日に福島県の実家にいるところを逮捕された。菅原容疑者は警視庁の取り調べに対し、「覚醒剤を使ったかわからない。自分の見えている世界が現実なのか妄想なのか分からない」と容疑を否認しているという。
菅原容疑者は1月16日の午前9時ごろ、警察官による職務質問を受ける前にインスタグラムのストーリーズで、《世界に告ぐ 今すぐ俺のとこに彼女を連れてこい 今すぐ連絡させろ 30分以内に連絡すらなかったらフランス人から消す》《もし彼女を拘束してるのが日本人だった場合、俺は自分を殺して世界をリセットするか日本を出て日本人を全滅させる》などと謎の投稿をしていた。
さらに、職務質問後とみられる同日午後8時ごろには、《昼からずっと俺の上飛んでるヘリコプター どこ行けばいいかなんかしらの方法で教えてくれ さっき東京警察病院で強制的にカテーテルやられて多分精子ちょっと抜かれたけど大丈夫 あいつら大きな勘違いをしている 俺の勝ちだ 明日から幸せな世界が始まるぜ あとやっぱり俺は人を傷つけらんなかった》と、警察から検査をされたことを報告。
そして、逮捕前最後となった投稿では《何も知らない皆さんへ 自分は目で見ただけで影を操って物質を変化させれます 明日世界で絶対触れない物が一つ変わってます 本当に変わってたら自分という存在を認めてもらいたい お楽しみに》と意味の通らない文言を綴っていた。この一連の投稿を受けてXでは
《どうしたんだ？ムートン大丈夫か？》
《ムートン、確か姉ちゃんいるんよね？一旦マジで連れ戻して病院入れてあげてくれないかな》
といった菅原容疑者を心配する声と、
《シャブってほんとに恐ろしいんだなあ、、。》
《やっぱり薬物はダメ》
という覚醒剤の使用を疑う声が入り混じっていた。
報道を受け、友人のラッパーSILENT KILLA JOINTは同日Xを更新。
《どんだけ嘘つかれても今までこいつと過ごした時間が楽しかった。 友達がおかしくなっていくのは見てられなかったし何回も止めた。俺は後悔してる。でもここから地獄の始まりだ。頑張ろうな》
と友人である菅原容疑者の変化を目の当たりしていたと告白。今後も支えていく決心を明かしていた。
これまで数々のMCバトルで優勝してきた菅原容疑者。ラッパーの武器であるはずの言葉が支離滅裂になってしまっていることが彼の危険信号だったのかもしれない。
