石山アンジュ氏
社会起業家の石山アンジュ氏が3日、都内で開催されたパナソニックの新製品『AiSEG3(アイセグスリー)』の発売記念セミナーに登壇した。

このセミナーは、AIを活用した家庭内電気サポートシステムを通じて「未来の住居」の経済性と快適性を探ることを目的として実施された。芝浦工業大学の秋元孝之教授とパナソニックの野村仁志氏によるプレゼンテーションが行われ、石山氏はモデレーターを務め、議論を進行した。

パナソニックは、太陽光発電の有効活用や電気自動車の充電コスト削減、大容量蓄電池を用いた家庭向け電力供給などを実現するHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)の中核機器として「AiSEG」シリーズを展開している。2025年3月24日に市場投入予定の最新型『AiSEG3』では、家庭内電力の最適制御にAIをさらに活用し、持続可能なライフスタイルの実現を目指している。

セミナーでは、2012年に初めて発売された「AiSEG」シリーズがこれまでに24万台以上の機器からクラウドにデータを蓄積してきたこと、最新型ではAIを活用して家庭内の電力需要と翌日の発電量を予測する機能が強化されたことが紹介された。特に注目されたのは、「AIソーラーチャージPlus」機能による再生可能エネルギーの活用率の向上であり、野村氏はこの技術により活用率が76%に達したと説明した。

また、石山氏はモデレーターとして、HEMSを住宅の標準設備として普及させることの重要性に触れた。環境問題の解決について、「一朝一夕に変革するものではなく、一人ひとりの小さな行動の積み重ねが鍵になる」とし、サステナビリティやシェアリングエコノミーを通じて新しいライフスタイルを提案していくことの意義を強調した。

さらに、AIを活用した「AiSEG」の技術に期待を寄せ、「こうした技術を共に活用することで、社会全体で地球環境の問題に向き合い、より良い未来を作り上げられると感じています」と語り、その可能性に対する熱い思いを示した。

▲ (左から)野村仁志氏、秋元孝之氏、石山アンジュ氏

▲ 石山アンジュ氏

▲ 『AiSEG3(アイセグスリー)』コンセプト紹介映像