関西テレビ・新実アナが突然の退社…関係者の間で「政界入り」がささやかれていた!

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政治への思いが強すぎるあまり

カンテレ(関西テレビ)の新実彰平アナウンサーが10月1日付で突然の退社。周囲には様々な憶測が広まっている。

新実アナは9月27日に自身のSNSで退社することを発表。

「【ご報告】この度、12年半勤めた関西テレビを退社することとなりました。関わって下さった方、テレビの向こうで応援して下さった方、全ての皆様に感謝申し上げます。『しんどい思いをする人を減らしたい』その志を変えることなく、また別の道で精進して参ります。今後とも、どうぞよろしくお願い致します!」

と感謝の言葉を綴ると共に、今後の進路については何やら意味深長な書き方で締めくくった。

同局関係者によると「新実アナが退職すると発表があったのはSNSがアップされたタイミングと同じで社内のほとんどの人間は知らなかった。ちょうど番組改編タイミングも重なってみんなそれどころじゃなかったってこともありますけど」と語る。

新実アナは2012年に、京都大学を卒業後、関西テレビに入社。大学時代に野球部だったこともあり、すぐにスポーツアナウンサーに抜擢された。

その後、メインキャスターとして報道番組「みんなのニュース 報道ランナー」を担当。歴代最年少となる27歳の若さで務めることになり期待を集めたが、SNS上で政治的発言をしたことが物議をかもし炎上。新実アナは一時的に休む事態となった。その後、番組は終了し、彼は政治報道から退いた。

当時のことを前出の局関係者は次のように語る。

「SNSだけでなく局にも相当数の意見が寄せられました。上層部は庇いきれないとして新実アナを一旦番組復帰させた上で、最後は番組自体を終了させてしまった。京都大学野球部出身の新実アナは昨年、オリックス対阪神の日本シリーズ第7戦の実況を担当し、阪神日本一の胴上げ実況を務めたが『自分がやりたいことは他にある』と話しており、決意は固かった」

先月半ばには生活情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」の出演を“卒業”した新実アナ。一気に退社準備を進めていたように思えるが、今後はどういう進路を歩んでいくのだろうか。

「まだ水面下で調整を続けていますが、国政選挙での出馬を目指していると聞きました。今年は衆院選、来年は参院選とイベントが目白押しで、自身が考えた政策理念を訴えるのにはちょうどいい場が揃っているのではないでしょうか。今は支援者を集めることに必死だと思います」(全国紙政治部記者)

在京テレビキー局関係者は「中核都市圏のテレビニュースキャスターが首長や国政選挙の出馬の声がかかるのはよくある話。ただ新実アナの場合はそれ以前から政界に関心を寄せていたことで気持ちが固まったのではないか。彼は非常に頭もよく、真面目な方なので、タレント、泡まつ候補では決してないところを見せつけて欲しい」と期待を込めていたが、果たしてどうなるのだろうか。

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