ロシア、同盟国の国境警備から一部撤退へ 「ロシア離れ」が原因か
ロシアの同盟国アルメニアの首相報道官は8日、同国のパシニャン首相とロシアのプーチン大統領がモスクワで同日会談し、現在はロシアに委任しているイランとの国境の検問所運営を、来年1月からアルメニアが行うことで合意したとSNSに投稿した。
ロシアのインタファクス通信が伝えた。
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やはりロシアに委任しているイランやトルコとの間の国境警備に、アルメニアの国境警備隊が参加することでも合意したという。ロシア、アルメニア両国は8月にも、アルメニアの首都エレバンの空港検問所運営をアルメニア側に移管していた。
今回の決定の原因は、アルメニアの「ロシア離れ」の可能性がある。