テレビ朝日

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 テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)は16日、愛知・豊橋市の交差点で事故が相次いでいることを特集した。

 

 番組では、豊橋市内の交差点で7月6日と同27日に車が衝突する事故の映像を放送。現地で近所の人を取材し交差点は見通しは良いが事故が「この3年間では7〜8件起きた」と証言した。

 事故が相次ぐ理由を番組では、交通事故鑑定人の中島博史氏に交差点の映像を見てもらい検証した。中島氏は「信号機が向かって右側に立っています。比較的これ珍しい構造なんですけども」と証言。一般的な交差点は走行車線上に信号機が設置もこの交差点は、4方向全てが対向車線上に置かれている。この構造に中島氏は「右側に配置されたときには、さらに右側に赤信号がいってしまいます。ここに関しては信号機の見づらさというのは増してしまっている」と分析した。

 さらに交差点の見通しが良すぎるため、交差点より遠くを集中してみてしまい右側にある信号機を見落とすことも事故が多発する理由であることを解説していた。

 番組では信号機が右側に設置された理由を信号機を管理する愛知県警交通規制課に取材したが信号機が「1974年に設置」で「当時の資料が残されていないため経緯は承知していない」などと述べた。

 事故映像を見たコメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、映像に映っていた歩道のガードレールが新たに設置されたことを推測し「ガードレール付けるぐらいだったら視認性のことをもうちょっと知恵を出した方がいいんじゃないかなと僕は思います」とし「ガードレール付けたんで安全でいいんですけど、視認性の部分に対して警察が本気出してないってことじゃないかなと思います」と指摘した。