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フツーのオジさんかと思ったら、実はメッチャ強かった!「ベター・コール・ソウル」のボブ・オデンカークが主演する異色アクション映画『Mr.ノーバディ』(2021)の続編『Nobody 2(原題)』に、前作でオデンカーク演じる主人公ハッチ・マンセルの父デヴィッド役を演じたクリストファー・ロイドが復帰することが分かった。米が報じている。

『Mr.ノーバディ』は、オデンカークが“何者でもない男”に見えて実はメチャクチャ強かった中年オヤジを演じたことで話題となった1作。『ジョン・ウィック』シリーズの製作陣らしい容赦ないバイオレンスと時折ほっこりさせられるコメディ描写のバランスが秀逸なアクション映画だ。ロイドが演じたのは日頃は老人ホームで長閑な余生を送っているが、ショットガンを手にすると天下一品の元FBI捜査官だ。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのドク役とは一味違う、しかしロイドのセンスが光るキャラクターを印象付けた。

続編映画のプロットなど詳細はまだ伏せられているが、『氷の微笑』シリーズや『カジノ』(1995)などのシャロン・ストーンが新キャストとして。ハッチの妻ベッカを演じたコニー・ニールセンも続投が決定している。撮影は2024年8月から10月の間にカナダのマニトバ州ウィニペグにてクランクインの見込みで、2025年8月15日に米公開予定だ。

前作のイリヤ・ナイシュラー監督に代わってメガホンを取るのは、インドネシア出身のティモ・ジャヤント。ホラー畑出身のジャヤントは、ハリウッドで活躍するインドネシア出身のアクション俳優、イコ・ウワイスの主演映画『ヘッド・ショット』(2016)や、マーシャル・アクション映画『シャドー・オブ・ナイト』(2018)で監督を務め、ゴア描写満載のスピード感あふれるアクションシーンで定評のある精鋭だ。

脚本は前作から参加のデレク・コルスタッドに加え、主演のオデンカーク、「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」(2018-2023)のアーロン・ラビン、『ケイト』(2021)のウマイル・アリームが共同で担当。プロデューサーとしてケリー・マコーミック&デヴィッド・リーチ、オデンカーク、マーク・プロヴィッシエロ、ブレイデン・アフターグッドが続投する。

舞台俳優からキャリアを開始したロイドは1970年代から映画作品で活躍し、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズは今もなお世界中から熱烈に支持される代表作だ。現在も精力的に映画、ドラマ出演を続けており、の大人気シリーズ「ウェンズデー」シーズン2に新キャストとしている。

オデンカークは「一流シェフのファミリーレストラン」、ロイドは「HACKS(原題)」の出演で、ともに第76回プライムタイム・エミー賞のゲスト男優賞コメディ・シリーズ部門にノミネートされている関係性でもある。『Mr.ノーバディ』で見せた、親密かつ激しい父子の絆が続編で再燃するのを楽しみに待とう。

『Mr.ノーバディ』の続編『 Nobody 2(原題)』は、2025年8月15日に米国公開予定。

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