細江純子のスプリンターズS注目馬4頭 「全ての面において成長が感じられる」
【細江純子=コラム『ホソジュンの幸せ馬房』】
◆スプリンターズSの注目馬
今週は、日中も少し肌寒さを感じる日もあり、秋を感じさせる陽気になりましたね。ちょっと早いですが、そろそろリビングや寝室にデロンギをだそうかな…と思っています。寒暖差が激しい時に体調を崩しやすくなるので、お互い、そのあたりに気を配りながら過ごしていきましょう。
ちなみに私は、この夏から定期的に韓国人の方に水キムチを作ってもらい、コップ一杯程度、朝に飲むようにしているのですが、このおかげで腸や肌、そして二日酔いも軽減されています。オススメです。
さて話は変わり、神戸新聞杯でのサトノグランツのレース振りには驚かされました。先週のこのコラムでも書きましたが、さすが友道厩舎と思える体の作りで、成長度が感じられる体に。と同時に、川田騎手が道中、完璧なポジションで競馬を運ぶと共に、スパッとエンジンがかかるタイプではないので、終始、圧をかけながら動けるように誘導。終わってみれば、これまでとは違うレース振りに見受けられましたし、レコードタイム。いろいろな意味で成長も伺える勝利だったように思えました。
さぁそして今週は秋競馬第1弾となるスプリンターズS、盛岡でダービーグランプリ、そして夜は凱旋門賞となります。
レース当日は昨年に引き続き、中山競馬場においてレース展望＆レース回顧＆凱旋門賞予想を行います。よかったら遊びにいらしてください。
さてスプリンターズSですが、注目は4頭。
まずはナムラクレア。今年は昨年を踏まえての坂路での時計の出し方にも見受けられますし、前走は圧巻の強さ。物事には順番があると言いますが、ナムラクレアにとっての今回が、その順番なのかなと思えます。ただ1点、中山の坂がどうなのか？ その点は少し気になります。
逆にプラス材料が多く、心配よりも期待感を抱くのがママコチャ。前走は初の1200m戦でしたが、内容に改めて本質的に1200m向きと感じました。そして鞍上は川田騎手ですし、最終追いきりでの最初のところが、併走でも我慢がきいており、全ての面において成長＆具合の良さが感じられました。
そして前走、距離云々以上に脚質の幅がでた印象のアグリ、先行するジャスパークローネ、この4頭を考えていたのですが、当日の気配次第で買い目に入れたくなるのが2頭。
マッドクールとピクシーナイト。こればかりはパドックを見てからかな…と思っていますが、現時点での軸として考えているのはママコチャです。
それでは皆さん、また日曜日午後3時はフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。
(文=細江純子)
