ベルギーで試合中に倒れたGKが急逝…PKストップ直後に昏倒

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ベルギーのアマチュアリーグでプレーするベルギー人GKアルネ・エスピエル(享年25)が試合中のピッチで昏倒し、緊急搬送先の病院で死去した。『ロイター通信』が伝えている。

エスピエルは、ベルギーの西ブラバント州の2部リーグのヴィンケル・スポルトBでプレーするアマチュア選手。11日に行われたウェストローゼベーケ戦に出場していた同選手は、2-1のスコアで迎えた後半にチームが与えたPKを見事にセーブ。

だが、この直後にエスピエルは昏倒し、すぐさま駆け付けた救急隊によって応急処置を受け、AED(自動体外式除細動器)による心肺蘇生措置も行われた。しかし、緊急搬送されたスタジアム付近の病院で死亡が確認された。

所属選手の突然の訃報を受け、ヴィンケル・スポルトは「アルネ・エスピエルの突然の訃報により、ヴィンケル・スポルトは非常に深い悲しみに暮れています。アルネの家族と友人に、この大きな損失で心からのお悔やみを申し上げます」と、哀悼の意を表した。

なお、現時点でエスピエルの死因は判明しておらず、13日に死因を特定するための解剖が実施されたとのことだ。