業務スーパーで販売されている『ヘムルタンの素 海鮮チゲ』をご存じでしょうか。

唐辛子や魚介エキスを使用した鍋スープです。ヘムルタンとは、韓国語で「ヘムル=海鮮」「タン=鍋・スープ料理」という意味なのだそう。辛味はちょっと強めですけど、海鮮の旨み濃厚でやみつき感がある鍋に仕上がりますよ。

『ヘムルタンの素 海鮮チゲ』の価格は?

業務スーパーにて138円(税込、税抜128円)で販売中。内容量は800g、カロリーは100gあたり44kcal(炭水化物 6.9g、食塩相当量 2.9g)。販売は神戸物産、製造は秦食品(業スーを運営する神戸物産のグループ会社)。

パウチ入り鍋つゆシリーズのひとつです。『キムチ鍋つゆ』(800g・104円)をはじめとするシリーズ品の中ではちょい高めのポジション。粉末スープと具材を揃えた『本格四川酸菜魚』(338g・267円)などの本格鍋セットに比べれば手頃ですね。

『ヘムルタンの素 海鮮チゲ』の使い方・具材は?

調理手順は好みの食材を切ったあと、本品をよく振ってから鍋に注いで沸騰させ、火の通りにくい具材から投入していくだけ。パッケージ裏にはえび、いか、ほたて、ニラ、長ネギ、もやし、玉ねぎといった材料例が記載されています。

『ヘムルタンの素 海鮮チゲ』はどんな味?

スープ単体で啜ると唐辛子の刺激がけっこう強め。ピリッと鋭い辛味のあとに味噌のまろやかなコクが続くベースです。そこにほたてや煮干といった魚介系の出汁を加えることで、香ばしい甘みを添えた感じ。辛さにも甘さにも元気な主張があります。

野菜や海鮮系の具材と一緒にいただくと、特に味噌の旨みがしっかり滲みて風味が立ち、バランスの良い旨辛感になる印象。若干甘じょっぱい味付けにチープさを感じなくもないけど、格安レトルト鍋つゆのわりにはガツンとくる濃厚テイストが際立ったクオリティですね。

『ヘムルタンの素 海鮮チゲ』の残りつゆの締め方は?

パッケージ裏でおすすめされている調理例として、鍋の〆をポックンパ(韓国炒飯)風にできるのも特徴です。残った本品にちょい多めの白米と卵とごま油を入れて煮詰め、お好みで海苔などを加えながら炒めると完成(水分が飛びづらく調理は若干難しい印象)。

魚介の風味に厚みがあって好きな人が多そうな味わい。海鮮系の具材メインでしっかりめの鍋を作りたいときにぴったりの一品ですよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

魚介エキスに唐辛子や味噌を加えたレトルト鍋つゆ強めの刺激感とまろやかな魚介のコクがバランス良くまとまった風味海鮮系の具材と相性が良く、手頃なチゲ風スープの中では手堅いクオリティカラシビ系の味が好みなら『火鍋の素』(800g・138円)がおすすめ