消えるiPod touch、携帯オーディオ市場は更なる縮小へ
スマートフォンには音楽再生機能もあることから、DAPの需要は減退。ハイレゾ音源対応機種やストリーミングサービス対応など、時代の変化に合わせたモデルも発売されているが市場の縮小を食い止めるまでには至っていない。07年と21年の年間販売台数を比較すると10分の1にも満たない台数まで落ち込んでいる。
現在、メーカー別販売台数シェアはソニーが70%前後と一人勝ちの状態だ。一方で、アップルのシェアは20%前後。2014年の「iPod classic」、2017年の「iPod shuffle」「iPod nano」の販売終了時には駆け込み購入が発生した。ここにきて最後のiPodともいえる「iPod touch」を求める動きが起きれば、シェアが一時的に高まる可能性はある。
アップルの抜けた穴は市場にとって決して小さくはない。ソニーは今年3月に5年ぶりの新モデル「ウォークマンWM1シリーズ」発売するなどで踏ん張っているが、更なる市場の縮小は避けられないだろう。
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。
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