「熊田さんに感謝」ウーマナイザー責任者語る“不倫騒動”の反響

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5月末、離婚を決意したと発表した熊田曜子(39)。しかし以降、熊田側や元夫のA氏側が暴露合戦をする事態に。『週刊新潮』7月16日号でも、熊田は義母に子育てを任せることが多かったといい、A氏は「これまで親身になって面倒をみてきた子どもたちと会えず、母は憔悴し切っています」と語っている。

泥沼の様相を呈している熊田の離婚劇。その陰で、急激に知名度を上げた“オモチャ”がある。それは「ウーマナイザー」だ。

ウーマナイザーとは女性が自慰行為をする際に用いるもので、発祥の地はドイツ。発明家のマイケル・レンケ氏が妻とともに7年もの月日をかけて作り上げ、’14年にリリースした。その高い機能性から、「98%がオーガズムを感じた」との実績を持っている。

日本でも注目が高まるなかに起こったのが熊田の離婚騒動。Aさんが『週刊文春』6月17日号で熊田のママバッグからウーマナイザーが出てきたと告白。さらに『DNA鑑定した結果、そこに男性の体液が付着していた』とも発言し、一躍、世間からその名を知られることに。

その結果、「熊田 おもちゃ」と検索する人が急増。思わぬ反響からウーマナイザーを展開するWOW Tech Groupは、日本の女性に「ウーマナイザー・ミニ」をプレゼントする「#ThisIsWomanizerキャンペーン」を6月に開催した。するとネットでは《めちゃ興味ある》《欲しいー!! 当たれ!!》との声が続々と上がっていた。

“熊田効果”について、WOW Tech Groupはどう考えているのだろうか? そこで本誌はドイツにある本社に連絡を試みた。

■Google検索が1日で4,900%増加!売り上げは週に50%以上の伸び

「私たちのブランドが、セルフプレジャー(自慰行為)に対する受容性を提唱することで、女性の快楽へのタブーが払拭されるよう願っています」

こう話したのは、ウーマナイザーの「セクシュアル・エンパワーメント部門」責任者であるヨハンナ・リーフ氏。「熊田さんにはとても感謝しています」といい、こう続ける。

「ウーマナイザーの使命は『女性の性的欲求は正常なもの。そしてセルフプレジャーは健康的で、充実したセックスライフを送るために不可欠である』と広く示すことです。『#ThisIsWomanizerキャンペーン』は定員300名にも関わらず、数千人規模の女性が参加してくださいました。日本の女性はこうした話題に関心を持ち、話したいとも思っているのではないでしょうか」

リーフ氏は「私たちはこのような進展を嬉しく思います」と話す。さらに、脅威の“熊田効果”について明かしてくれた。

「熊田さんのニュースが報じられてから、Amazon Japanでのウーマナイザーの売上は週単位で50%以上の伸びを発揮。さらにInstagramやYouTubeでのブランドに関するコメントは100%以上も日本で増え、Google検索に至っては1日で4,900%も増加しました。もちろん、本社への問い合わせもたくさんいただいております」

それほどまでに多大な影響を与えた熊田。リーフ氏は彼女について、どう思っているのだろうか?

「熊田さんのニュースが正確であるかどうか、私たちには情報がありません。また、関係者の方々が大変な思いをされていると理解しており、プライバシーを尊重したいと考えています。

しかしこれをキッカケに、日本社会でセクシュアルウェルネス(セクシュアリティに対して身体的、感情的、精神的、社会的にも健康な状態であること)、特に女性のセルフプレジャーについての議論がなされることを期待しています」