フィギュアスケート・グランプリシリーズ初戦で優勝という衝撃のデビューを飾った紀平梨花。24日放送、MBS「せやねん!」では、紀平が通った西宮市の広田幼稚園を取材。スーパー幼稚園児だった紀平のエピソードを紹介した。

広田幼稚園では、全員が14メートルの逆立ち歩きをできるようになって卒園することを目標としている。いろいろな筋肉を使うため、幼稚園時代から土台をつくっておけば、小中高とその後の自信になるからだ。また、精神面の強さにもつながるという。

「ちょっと難しいことに挑戦させることで、幼いころから自分で考える力や競争心が芽生える」という考え方の広田幼稚園では、園児たちが小学生でも難しい9段の跳び箱を次々と飛び、小学校で習うような文字の読み書きや掛け算もこなしている。

そんな幼稚園において、紀平はさらに群を抜いていたようだ。当時を知る岸圭一理事長は、「読み・書き・計算・音楽・体操」のすべてを紀平が「オールマイティにできた」と称賛した。

紀平は成績が上の部類で、運動神経もいいとあり、「羨望のまなざしでお友達が見ているという感じ」だったという。また、岸理事長は「特に年中あたりからすごくリーダーシップの取れる」活発な子どもだと感じるようになったと明かす。

才能が開花し出した年中のころを知る森田梓先生は、かけっこの速さが特に印象に残っているとコメント。年中のときに「1番になりたい」と言っていた紀平が、年長になってマラソン大会で1番になったエピソードを明かした。2キロを走る大会で男子より速かったという。

浅田真央や羽生結弦でも成し遂げられなかったグランプリシリーズデビュー戦優勝という快挙を成し遂げた紀平の活躍は、幼稚園で培った運動能力と持ち前の負けん気の強さが礎となっていたようだ。