インテルは22日のセリエA第17節で、ミランとのダービーマッチに臨む。ワルテル・マッツァーリ監督は試合を前に、次のように話している。

「ミラン戦で勝てば、全員にとって自信につながるだろう。シーズンの残りに向けて自信を増していけるはずだ。逆にネガティブな結果なら、我々は強く反撃しなければいけない。いずれにしても、私のインテルに対する評価は高いがね。インテルはたくさんのことをしてきた。確かに最近の試合では、結果という点であまり満足できない。だが、最近の試合を除けば、評価は素晴らしいものだ」

「特別な魅力のある対戦だ。監督として、ピッチに入るまではできるだけ考えないようにしている。ミラノダービーとはどういうものかを感じるのはそれからだ。チームには積極的で楽しいプレーをしてもらいたい。できればグラウンダーのボールを使ってね」

「前節のインテルは気に入った。だが、彼らのカウンターにも気をつけなければならなかったんだ。ナポリ戦でのインテルをまた見せてほしい。ただ、もっと注意と継続性が必要だ。ミランには(マリオ・)バロテッリやカカーといった素晴らしい選手たちがいる。我々は押し込まれるかもしれないし、うまくカウンターをやらなければいけない。それは我々が改善できる点だ」

「守備では十分な注意が必要だろう。攻撃では自分たちのプレーを発揮する上で冷静さが必要だ。ただし、緊張することはなく、ね。うまくやることができれば、結果を残せる可能性は増す」

1月のパリ・サンジェルマンFWエセキエル・ラベッシの獲得や、主力の放出については、何も明かさなかった。

「今日はマーケットについて話したくない。(フレディ・)グアリンの去就が騒がれている。私は、彼はピッチで答えを見せたと思う。ここまではコンスタントにそのポテンシャルを最大限に発揮することができなかったが、ナポリ戦では私が就任してからのベストゲームをやった。噂があるなら、それは彼の刺激となったんだ」