「インテリスタとミラニスタに聞く」長友佑都ってどんな選手?

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長友佑都が暮らす街ミラノには、2つのビッグクラブがある。インテルとミラン。青黒と赤黒。ミラノ・ダービーと称される両者の対決はヨーロッパ屈指の伝統を誇り、単なる1試合の域を超えた至高の舞台となる。両チームのファンにとって、長友とは? 2月24日(現地時間)に行われるセリエA第26節インテルvsミラン。リーグ戦で180度目の顔合わせとなる“ミラノ・ダービー”の前に、現地発の突撃リポートをお届け!

◆インテリスタ(インテルのファン)に聞く『ナガトモってどんな選手?』

「すごいフレンドリーで、日本人っぽくない突き抜けた明るさがある。カッサーノと同じくらい感じがいいヤツだよ。ま、カッサーノのほうがちょっとイカれているけどね。すばしっこいし、スピードもある。もっといい選手になれるはずだ」
――アントニオ・カンタルーボさん

「日本人のイメージを覆してくれた。すごい明るくていいヤツだよね。初めてオジギを見た時は笑ったよ。スピードがあって、チームのためによく働く。インテリスタにって欠かせない存在だね」
――アレッシオ・アントニーニさん

「彼は“いつも何かをやってくれる”プレーヤーよ。観戦に行ったジェノア戦(12月)で彼がいなかったのが本当に残念だわ。もし、プレーしていたら、きっとゲームを動かしてくれていたはずだもの」
――エラ・プロヴェンツァーノさん


◆ミラニスタ(ミランのファン)に聞く『ナガトモってどんな選手?』

「サイドでスピードがあり、よく走っている。イタリア人は彼のような選手を“魂のある、魂を与える”プレーヤーと表現する。今の状態をキープして、ミランの左サイドにいてくれたらどんなにいいだろう。チームにとって有益なプレーヤーになってくれるはずだ」
――ジョルジョ・ブランビッラさん

「あまりよく見ていない。ただ日本人選手は、戦術やクリエイティブなプレーができ、柔軟なサッカーをするという印象がある。ワールドカップなどを見ていても価値のあるプレーヤーが目立つ」
――エドアルド・コロンボさん

「気取らず落ち着いていて、日本のハートを持った青年だと聞いている。もしミランでプレーすることになれば、新しい監督の下で経験豊富なプレーヤーたちと一緒に、また違った戦術やサッカーを学べるチャンスだと思うよ」
――ロレンツォ・コマンディさん