2AM、単独コンサート開催…“歌声で観客を躍らせる”

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華麗なパフォーマンス、ガールズグループのモノマネ、笑いを誘う映像まで……。しかしずば抜けて際立っていたのは、彼らの歌声だった。

24日午後、ボーカルグループ2AMのソウル単独コンサート「The Way Of Love」がソウルオリンピック公園内のオリンピックホールで開催された。2AMのチョグォン、チャンミン、スロン、ジヌンは、3時間に渡り、ヒット曲はもちろん、モノマネのステージとソロステージなどで様々な魅力を発散した。観客は2AMの選曲に従って、ダンスやジェスチャーを繰り返し、コンサートの雰囲気に酔いしれた。

「I Wonder If You Hurt Like Me」「Erase All Memories」「You Were Mine」を選曲し、コンサートを始めた2AMは、本格的にコンサートを開始する前に、観客に了承を得た。先月、足を怪我したスロンが一人、椅子に座った状態で熱唱したためだ。この日、スロンは椅子と車椅子を利用し、コンサートに参加しようとする意志を見せた。足を引きずりながらもステージを移動し、観客と交流した。

アコースティックバージョン vs ガールズグループのモノマネ

2AMは「歩いてくる」「ご飯だけはちゃんと食べてたよ」「小言」「告白した日」をアコースティックバージョンで披露し、一風変わった雰囲気を演出した。楽しいステージを披露した2AMは、自身の曲だけではなく、他のグループのヒット曲にも挑戦した。

少女時代 テティソの「Twinkle」、Secretの「POISON」、2NE1の「I LOVE YOU」、BIGBANGの「FANTASTIC BABY」をチョイスし、2AMならではの雰囲気でダイナミックなステージを披露した。

暗転後、大型ステージにはガールズグループのモノマネ引退を宣言した後、集団後遺症に苦しむ2AMの姿が公開された。結局「より強烈なものを見せろ」という特命により、メンバーはガールズグループSISTARに変身し、ステージに上がった。

足を怪我したスロンを除いたチョグォン、チャンミン、ジヌンが派手なレッドのミニドレスを着て、セクシーな魅力を発散した。スリットの入ったスカートですらりとした美脚をあらわにした3人のメンバーは、華麗な骨盤ダンスで妖艶な魅力を発散した。コンサートがピークに達した瞬間、スロンもメンバーと同じドレスを着て、車椅子に乗ってステージに登場した。

4人4色のソロステージ

第1部では2AMらしいハーモニーを見せたが、第2部ではメンバーのソロステージで異なる魅力を発散した。まず、最年長のチャンミンが楽しいステージを披露した。チャンミンは「Runaway Baby」を選曲、明るいステージで観客を楽しませた。

足を怪我し、自由に動けないスロンは、座ったまま甘い歌声を聞かせてくれた。「Hurricane」を選んだスロンは、しっとりと熱唱し、ロマンチックな魅力を発散した。

「Bohemian Rhapsody」を選曲したジヌンは、曲の特性に合わせ、変わった雰囲気を演出した。ピアノ演奏とともに豊かな声量を披露したジヌンは、情熱的なロッカーの本能を見せた。

チョグォンは自身のソロ曲「Animal」で華麗なステージのピークを作り出した。華麗なステージ衣装と話題となったハイヒールを合わせたチョグォンは、ダンサーとひとつになって妖艶なダンスを披露した。レーザーショーまで加わり、チョグォンのステージは観客に様々な見どころを届けた。

「電話に出ない君に」「Never let you go 〜死んでも離さない〜」「この歌」でアンコールステージに立った2AMは、「デビューしたその瞬間から話していたように、声が枯れるまで歌う。今年はアジアツアーを行った後、来年、新曲でまた活動する」という挨拶を最後にコンサートを終えた。

2AMのソウル単独コンサートは25日、同じ会場でもう一度開かれる。