デスメタル先生01
誰しも1つや2つの秘密はあると思います。

知られては困るという一面だって持っているかもしれません。

お固い職業の人ほどそういった秘密を暴かれると、職を失うことに繋がってしまいます。

ドイツの先生が、実はデスメタルのシンガーという裏の顔を持っていたことがバレてしまい、首になったニュースがありました。

デスメタル先生00
トーマス・ガラスさん(29)は、ドイツ・シュトゥットガルトの学校で哲学の教師をしていました。日頃から14歳の生徒たちにモラルや倫理について語っていたそうです。

ところが彼には別の顔がありました。

デスメタルバンドのバックシンガーとして、夜な夜な歌っていたのです。しかもトップレス、スキンヘッド、そして頭からは血がべっとりなイメージのペイントを塗りたくった、とても先生らしからぬ格好だったのです。

それを知った学校関係者はすぐにトーマスさんに音楽か仕事のどちらか一方を選ぶように迫ったところ、彼は先生のほうを諦めることにしたようです。ただし音楽の方を辞めるならば、教師は継続しても良いとは言われていたようです。

彼のパフォーマンスが精神的に不安定な、言わば狂気とも言えるような内容だったことから、関係者は子どもたちに悪影響があるとショックを受けたようです。

たしかにデスメタルの歌詞は、道徳や倫理的にまずいと思われることが多いので、母国語である彼らには看過できなかったのかもしれません。

それにしても哲学の先生がデスメタルのシンガーと言うかけ離れたコントラストは、フィクションのようで面白いですね。

もしかしたら精神の安定をはかるため、1つや2つ裏の顔があると言う人は意外と多いのかもしれません。

Death Metal Teacher Sacked

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