今年読んだマーケティング本のうち、
一番面白く、かつたくさんの学びが得られたもの、
それは、

『こころを動かすマーケティング
 コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる』
(魚谷雅彦著、ダイヤモンド社)

です。


著者の魚谷氏については、
ご存知の方も多いと思いますが、
ライオン、クラフトジャパンを経て
日本コカ・コーラ(株)に入社。

当時はまだそれほどの人気ではなかった
タレントの飯島直子を起用して、
社会現象となるほどの人気を集めた
ジョージアの

「男のやすらぎキャンペーン」

などを主導したのが魚谷氏です。

2001年には、日本人としては26年振りとなる
同社代表取締役社長に就任しています。
(現在は、同社会長)


さて、冒頭の本では、
魚谷氏がコカ・コーラで手がけた、
様々なマーケティングコミュニケーション
の現場の様子が生々しく描かれています。

しかも、単なるケーススタディではなく、
コカ・コーラのマーケティングの基軸と
なっているブランドの考え方や基本方針に
ついても詳しく説明されています。

ですから、マーケティングの教科書と
しても大変役に立ちますよ。


実は、私は広告会社時代、
ジョージアのキャンペーンに関わった
時期があります。

本書を読んで、コカ・コーラ社内部で当時、
担当の方々がどのような考えでキャンペーンを
発想・企画し、業務を遂行していったのかを
知ることができ、感慨深いものがありました。


とういうわけで、しばらくは
この本の内容から興味を引いた話を
拾いながら記事を書いていきたいと思います。


本日は前フリということで・・・!


『こころを動かすマーケティング
 コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる』
(魚谷雅彦著、ダイヤモンド社)
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