脳科学者の茂木健一郎氏が自身のYouTubeチャンネルで「一生青春ということの意味」と題した動画を公開した。動画では、「危機こそがチャンス」と語り、年齢を重ねても自己をアップデートし続けることの重要性や、「一生青春」でいるための心の持ち方について熱弁を振るっている。

茂木氏は冒頭、時代や自身の経済状況、直面する課題が変化することで、「今までのやり方じゃやっていけない」と壁にぶつかる状況について言及。「新しい自分を必死になって探すという、それって大変なんだけど、そのことによって自分が新しく更新されていく」と述べ、困難な状況や行き詰まりこそが、自己成長を促す絶好の機会であると説いた。

続いて、サミュエル・ウルマンの詩に触れつつ、青春とは単なる年齢の若さではなく、「何歳になっても自分なりのあり方をアップデートしていくこと」だと独自の見解を展開。過去のやり方を反省し、自分自身の価値観や行動様式に「ダメ出し」をすることの必要性を強調した上で、「マイナスとプラスの足し引きで我々は変わっていける」と、自己否定と新たな方向への前向きな姿勢が、人間の変化を生み出すメカニズムであると語った。

さらに、「一生青春、一生思春期っていうのはそういうことだからね。完成形じゃないってことさ」と力説。人間の魅力は変化し続けることにあるとし、逆に「私はこういうやり方でいいんだよ」「私これで大丈夫」と現状に満足してしまった瞬間に、その人の青春は終わってしまうと視聴者へ警告を発した。

最後に茂木氏は、青春の本質を「自己懐疑、ある意味では自己否定して、一方で自己肯定、自己成長」することだと表現。現状に甘んじることなく、変化と成長を求め続ける姿勢の尊さを説き、「ぜひ皆さんそういう意味においての青春に、一生いるような人生を送ってください」と温かいエールを送り、動画を締めくくった。

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