1987年5月3日夜、散弾銃を持った目出し帽の男に襲撃された兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局。銃弾を受けた29歳の男性記者が死亡し、42歳の別の記者も重傷を負った2月2日、谷光一国家公安委員長に対し「異例の質問」がなされた。35年前に発生し、未解決のまま2003年に時効となった「赤報隊事件」と、旧統一教会との関連について答弁が求められたのだ。昭和犯罪史に残るコールドケースの真相は......。【写真】銃弾を受け、大きく変形