三重県大紀町の山あいにある大内山動物園は、約6ヘクタールの園内に114種類・約700頭の動物を飼育している。そのうちの約9割は、動物園が閉園してしまい殺処分の運命にあった動物や、捨てられたペット、住宅地に出没して捕獲された野生動物たちだ。【写真】山本園長のことが大好きなヒグマのシュウ個人経営で動物園を運営する理由同園の園長を務めているのは、名古屋市で建設会社を経営する山本清號さん(72)。動物園は県や市