東京医科大の不正入試問題で、性別を理由に不利な取り扱いをされたとして、不合格だった元受験生の女性36人が受験料の返還や慰謝料を求めている裁判の第2回口頭弁論が7月26日、東京地裁で開かれた(谷口安志裁判長)。東京医大側は争う姿勢を示している。この日は、原告の一人である女性が、意見陳述を行なった。女性は2017年、2018年と2回にわたり東京医大を受験したが、いずれも不合格だった。それでも医師になる夢を諦めずに受