印刷博物館は、印刷技術の歴史や特徴を体感できる博物館だ。入り口をくぐると、人類最古の絵画・ラスコー洞窟の壁画やハンムラビ法典、その他数多くの歴史資料や美術品のレプリカが並ぶ回廊が待っている。常設展示を見る前に、凸版印刷が印刷技術の神髄に位置付ける「コミュニケーション・メディア」の役割を来館者に感覚的につかんでもらうための仕掛けだ。印刷技術の価値は、今や紙に絵や文字を写し出すことにとどまらない。