日本代表のザッケローニ監督 (写真・岸本勉/PICSPORT)

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いよいよ開幕した2014年ワールドカップ・ブラジル大会。日本代表も15日の初戦・コートジボワール戦に向けて準備に余念がありません。そんな中、日本代表ザッケローニ監督と、世界的名将モウリーニョ氏の間にエア摩擦が発生していた模様です。

エア摩擦が発生したのは12日のスポーツニッポンの記事「失点上等!!ザック監督“モウ黙れ”攻撃の美学貫く強い意思表明(http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/06/12/kiji/K20140612008347400.html)」でのこと。

この記事によると、10日に行なわれたザッケローニ監督の記者会見において「チェルシーのモウリーニョ監督が2日、W杯1次リーグに関するニュースサイト・ヤフーの動画インタビューで日本の敗退を予想」したことに対する質問があったとのこと。

記事によると、ザッケローニ監督は「『おのおのが信じる道を進めばいい。ただ唯一言えるのは思い入れを持ち、しっかり研究しているのは自分だけ』。穏やかな指揮官が一瞬、攻撃的な顔をみせた」のだとか。

ところが、会見全体を書き起こしたと思われるゲキサカの記事「ザッケローニ監督がベースキャンプ地のイトゥで記者会見(http://web.gekisaka.jp/news/detail/?140703-140703-fl)」を見ると、当該の質問は「日本について海外メディアでリッピは『グループリーグを突破できる』、モウリーニョは『突破できない』と話しているが」というもので、ザッケローニ監督はどちらの見方に対しても我関せずという態度を貫いていたかのように読めます。

まぁ、これだけなら煽ろうとするメディアと、それを受け流す監督というお約束の展開に過ぎません。ただ、さすがに無理筋ではないかと思われるのが「モウリーニョ氏からの攻撃」があったかのような書きっぷり。

スポニチが指摘するヤフーの動画インタビューでモウリーニョ氏はC組の予想もしているのですが、いたってゆるーいもの。「コートジボワールとギリシャには友だちがいるんだよね(※コートジボワールにはチェルシーで一緒に仕事をしたドログバがおり、ギリシャは同郷ポルトガル出身のサントス監督が率いる)」「でもコロンビアは強いよね」「コロンビアとコートジボワールで」というものでした。

モウリーニョ氏の予想はほかの組に対しても、あとで揉めない程度のゆるーいものとなっており、B組については「オランダには友だち(※バルセロナのアシスタントコーチ時代に一緒に仕事をしたファン・ハール監督)がいるからベスト16進出」と友だち関係を重視。D組については「イングランドが落ちるって言ったら来年チェルシーにいられないよね」という理由でイングランドをピックアップし、同様にかつて仕事をしたイタリアとともにベスト16進出を予想するといった具合。

攻撃的なイメージもあるモウリーニョ氏ですが、自分の仕事と無関係のワールドカップということで、いたってホンワカした予想となっております。むしろ、ちゃんと予想してくれと言いたくなるレベル。

腹の底ではお互いに何か思うところはあるかもしれませんが、これではまだエア摩擦の段階。火をつけるにはちょっと燃料が足りないようです。

参考:ヤフーの動画インタビューで予想をするモウリーニョ氏

http://sports.yahoo.com/video/mourinhos-madness-picks-final-16-032608132.html

(文=フモフモ編集長 http://blog.livedoor.jp/vitaminw/