マイクロソフトが200億画素の360度パノラマ写真を公開中

市販の高性能カメラは高額なものでもせいぜい数十メガピクセル(数千万画素)ですが、マイクロソフト研究所が、2000万画素クラスのカメラで撮影した写真データをソフトウェアを駆使して継ぎ目なくつなげることで20ギガピクセル(200億画素)相当のパノラマ写真を制作、これを特設サイト「Gigapixel ArtZoom」で公開しています。
Gigapixel ArtZoom
http://gigapixelartzoom.com/#Panorama
Multi-Billion Pixel Panoramic Photo Shoot: Seattle, Part 1 of 2 - YouTube
女性を足で跳ね上げた決定的瞬間。
ズームアウトしていくと……
どんどん小さく。
裸眼では確認できないほど遠くからの撮影だったことがわかります。
双眼鏡で決定的瞬間をのぞき込む女性と、女性の合図に従ってカメラのシャッターを押す男性。どうやら、遠くのビルの上から望遠レンズで撮影しているようです。
カメラの画面をのぞき込みながら、指示を出す男性。
出された指示の通りに蛇を抱え上げるパフォーマーは微妙に立ち位置を変更します。
彼らはマイクロソフト研究所のメンバーで、「Gigapixel ArtZoom」というプロジェクトを遂行中。
Gigapixel ArtZoomは、数多くの写真をつなぎ合わせて360度のパノラマ画像を作るPhotosynthを発展させたプロジェクトで、ズームした画像もすべてつなぎ合わされます。
そのため、作り上げられた画像はどこまでズームしても詳細な写真として楽しむことが可能です。換算した最大画素数は脅威の20ギガピクセル(200億画素)。
ズームインした先には、Gigapixel ArtZoomプロジェクトに参加するパフォーマーの姿がそこかしこに見られます。
ファッションアイテムで飾られた自動車。
本の上でバランスをとっているところ。
謎のマスク姿の男性は、ルネ・マグリット作「男の息子」でしょうか?
この男性は松葉杖に靴を履かせています。
庭先でシートを広げてくつろぐ女性二人。シートをよく見ると……
カムフラージュした男性が隠れていました。
200億画素を実現するために2000枚を超える写真が撮影されたとのこと。
地上から眺めた撮影場所である高層ビルの屋上。
撮影用のカメラはキヤノン製。
プロジェクトには、数多くのアーティストもボランティアで参加しています。
撮影した大量の画像は、マイクロソフト研究所で加工され、1枚1枚がつなぎ合わされていき……
こんな感じで200億画素のパノラマに変身。
パノラマ写真はどこまでズームしても……
鮮明な画像。
人の表情も確認できます。
Gigapixel ArtZoomは、アメリカ・シアトルの高層ビルから360度撮影した大パノラマ風景を200億画素で楽しめます。見晴らしのいい景色だけでなく、メイキングムービーの通りさまざまな場所に隠れているパフォーマーの姿を探してみるのも楽しそうです。
