(C)2010 ARMADA FILMS - WHY NOT PRODUCTIONS - FRANCE 3 CINEMA

写真拡大 (全2枚)

 「2010年カンヌ映画祭」をグランプリ受賞、武装イスラム集団によるフランス人修道士誘拐・殺害事件を題材に「信念の強さ」と「人間の尊厳」を描いた映画「神々と男たち」。アカデミー賞の前哨戦のひとつ、「ナショナル・ボード・オブ・レビュー」でも、最優秀外国語映画賞を受賞しており「アカデミー外国語映画賞の最有力候補」との呼び声高い本作の日本公開が3月上旬決定。メインヴィジュアルが解禁となった。

 「神々と男たち」は、96年にアルジェリアで起きた、武装イスラム集団(GIA)によるといわれるフランス人修道士7名の誘拐・殺害事件を描いたヒューマン・ドラマ。サルコジ政権のブルカ禁止法に代表されるイスラム文化排斥の動きと、それに対するアル・カイーダ系テロ組織による報復宣言で揺れるフランスで社会現象化を巻き起こした話題作だ。

 しかし、宗教をテーマにしていながら本作が私達に伝えるメッセージは不変的。“決心”した人間はこれほどまで穏やかで、そして美しいものなのか、宗派や国籍に関係なく見る者すべての胸に深く残すだろう。

 先日、ヒンズー教の聖地での爆破事件など、各地で巻き起こる宗教的内紛。今、まさに、向き合わなければ問題が真摯に胸に迫る。フランスでは、今年4月に公開したヒット作「オーケストラ!」をしのぐ、観客304万人を動員し、現在もロング・ヒットを続けている。

神々と男たち」ストーリー

北アフリカ、アルジェリア。フランス人修道士たちが現地のイスラム教徒と宗派を越えて交流していた。互いへの尊敬と慈愛に満ちた、静かで平和な日々。しかしアルジェリア軍とイスラム原理主義者による内戦は激化の一途をたどり、暴力の波が僧院の周辺まで迫ってきていた。アルジェリア政府やフランス内務省からの相次ぐ帰国要請、そして政府の警告通り、遂に武装集団が彼らを狙い始めた。周辺の住民たちにとって、僧院が最後の頼みの綱。彼らを見捨てこの地を去るか、死を覚悟して留まるかー苦悩しながらも修道士たちが下した決断とは?

神々と男たち - 作品情報