スポニチ

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 メッツの千賀滉大投手(33)が7月31日(日本時間8月1日)、本拠でのマーリンズ戦に緊急先発。4回0/3を2安打2四球4三振3失点で今季8敗目(0勝)を喫した。

  メッツは今季5勝の右腕ペラルタが先発予定だったが、急きょ回避。8月3日(同4日)が期限のトレード候補となっているためで、グリーン監督代行は試合前に「交渉が本格化してきた。そういう状況になれば、この判断をするのが賢明だと思った」と話していた。

 6月23日(同24日)のカブス戦以来の先発となった千賀は、4回まで1安打無失点と好投。しかし、0―0のまま迎えた5回に先頭から2者連続四球で無死一、二塁のピンチを迎えると、7番・マーシーに一塁手の左を抜ける先制適時二塁打を浴び、降板した。2番手カリーも8番・マックに2点適時打を許し、千賀は3失点。ただ、4回までの内容はよかっただけに、印象は決して悪くなかった。

 今季不振の千賀は直近5試合で救援登板が続いていた。ナ・リーグ東地区最下位のメッツは2―5で敗れ、連勝はならなかった。

 試合後、千賀との一問一答は以下の通り。

――2週間近く登板がなかった中での登板で、一番難しかったところは?

 「(登板間隔が空いて)身体が試合のスピードで動いてなかったから、その怖さみたいのが正直ありましたけど、その中でも変な力みもなく試合に入ったかなと思います」

――いいテンポ、いい内容でピッチングできたと思うが。

 「キャッチャーのミットをしっかり集中して、マウンドに立てたのが一つと、もうほんとに余計なことを考えずにいけたのが一番良かったかなと思います」

――今日先発するといつ知らされたか?

 「(球場に)車で来ている時。3時ぐらいかな」

――今のところ難しいシーズンになっていると思うが、残り2カ月ほど、逆にチャンスと考えたりしているか?

 「とにかく今できること、自分にできることはいいパフォーマンスを出すことしかない。きょうの登板が大きなきっかけになればいいかなと思いますし、とにかく自分のやることを、ベストを尽くしていくしかないなと思っています」

――今日の先発はあるかもなというふうに感じてはいたか?

 「(登板機会が)2週間もなかったから。ないかもな(と思いつつ)できてるけど、いつあってもいいような準備はしてるって感じ」

――逆に長く時間を空けたことによっていろいろ見詰め直せたり、いい時間にできたっていう考え方もあるか?

 「それは最初の1週間かな。あとの1週間はもう、身体がどうしても試合のスピードを使わないから柔らかくなってくるし、不安はありました。でもその中でも無駄な力を入れなくても投げれるってとこはきょういい勉強になった。リリーフだとどうしてもパワーピッチング、パワーピッチングになってしまうけど、そうじゃなくて、同じようなスピードで投げれるというところがすごく大きな収穫だなと思います」

――監督がマウンドに行った時にまだ行けるという会話ができて、そういうのを聞けてよかったと言っていた。どのような会話だったか?

 「来た時に交代かと思ったけど、ヒロ(通訳)もついてきたから、なんか違う、様子が違うぞ、“代わらないぞ”って言ってきて。だからそこで自分の球数も少なかったし、やれることやりたいなと思ってマウンドにいたので、イニングの途中(で交代)になってしまったけど、そこでしっかり抑えれるようなピッチャーでいるっていうのは今後にやるべきことかなと思います」(ニューヨーク・杉浦大介通信員)