米ミネソタ州の水道システムにサイバー攻撃、イランのハッカー関与か…飲料水への影響は確認されず
【ワシントン=栗山紘尚】米紙ニューヨーク・タイムズは30日、米ミネソタ州で発生した30か所以上の水道施設を標的としたサイバー攻撃について、イランのハッカーが関与している可能性が高いと報じた。
州当局や米連邦捜査局(FBI)などが、攻撃元の特定を急いでいる。
ミネソタ州の発表などによると、26、27日に州内の30以上に及ぶ水道システムを標的にしたサイバー攻撃が行われ、一部の自治体では給水網に不具合が生じるなどした。州は捜査当局や民間企業などと連携し調査を進めているが、市民の飲料水への影響は確認されていないとしている。
ニューヨーク・タイムズ紙は、州当局者の話として、侵入の手口の特徴などから、暫定的にイランのハッカーによる攻撃だったと結論づけたと伝えた。
報道によると、2月末の米国とイスラエルによる対イラン軍事作戦開始以降、イランからのサイバー攻撃が増加傾向にある。米国の水道施設は老朽化が進んでおり、専門家からはかねて、脆弱(ぜいじゃく)性が指摘されていた。

