「なぜリスクに晒す必要がある?」大谷翔平の打者出場継続に米記者が異論 ド軍の投手復帰プロセスにも疑問「正直、一番聞きたくないニュース」

慎重に投手復帰の道を模索している大谷(C)Getty Images
大谷翔平のコンディションへの懸念が注目されている。
去る7月3日(現地時間)に登板して以来、大谷は痛みを抱えている左膝の状況を加味して治療に専念。「打つ時には気にならない」という打者としての出場は継続しているものの、投手としては慎重なリハビリを続けている。
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もっとも、レギュラーシーズン中の復帰は濃厚視されている。現地時間7月29日に行われた記者会見においてアンドリュー・フリードマン編成本部長は、「膝は回復すると自信を持っている。その問題がなければ、今も登板して通常どおりローテーションを回っていた」と明言。そして、「具体的にいつになるかは分からないが、比較的近いうちにキャッチボールやブルペン投球を始め、復帰に向けた段階を上げていけると確信している」と力説した。
ただ、大谷自身が「本当に9月の最後か、ポストシーズンに間に合えばいいのかなっていうのは僕もチームも共通認識」と語る復帰に向けたプロセスを歩む中で、打者としての出場継続は“負担”になるのではないか。その懸念は米国内でもしきりに論じられている。
ニューヨークに拠点を置くニュース局『CNY Central』のジャーナリストであるサマンサ・クロストン氏は、自身がホストを務めるポッドキャスト番組『Why Am I a Mets Fan?』において「ファンにとってみてもオオタニの状況が理想的ではないのは確か」と言及。「いまだに(投手としての)復帰時期が定まってないなんて正直、一番聞きたくないニュースだよ」とファン心理を慮った上での持論を展開した。
「約束をしてしまって、周囲や本人を失望させないようにするロバーツや球団の判断は賢明だと思う。ただ、今のチーム状況を考えたらオオタニは本当に貴重な宝だし、唯一無二の存在。だから復帰を焦らせる必要は全くない。対応は慎重すぎるぐらいでいい。だから、本当は大事を取って打者としても、いつもよりも数日は多く休ませるべき」
大谷の“完全休養”を訴えたクロストン氏は「投手は凄く繊細。何が起きるか分からない」と続け、「痛みがあって、悪化しているかもしれない部分に今以上のリスクに晒す必要がどこにあると言うの?」とも断言した。
果たして、ポストシーズンまでに大谷はマウンドに立てるのか。文字通りの一挙手一投足に野球界の熱視線が注がれている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]

