また株価急落で「AIブーム株高」は終わりなのか…キオクシア株は年初来高値から半値以下に
AIブームは終焉なのか──。28日の日経平均株価は大幅反落した。終値は前日比2566円27銭安の6万2364円92銭だった。6月25日に記録した史上最高値7万2366円34銭から、1カ月余りで1万円以上も下落している。
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とくに下げが目立ったのがAI・半導体関連株だ。キオクシアはストップ安で取引を終えている。キオクシア株は、年初来高値の11万2700円(6月22日)から、4万4550円へと半値以下に値を下げている。
「キオクシア株は“信用買い”が積みあがっています。信用買いが積みあがった状態で株価が下落すると、追加証拠金を避けるために売りがでやすい。だから、そう簡単に値は戻らないのではないか」(兜町関係者)
28日、日経平均株価が下落したのは、前日、米国市場で半導体関連株が下落したのが原因とみられている。アメリカ市場では、AI・半導体関連企業に対して、中国企業との競争激化に加え、財務悪化、収益不確実性が懸念されているという。
経済評論家の斎藤満氏はこう言う。
「東京市場のAIブームはピークを超えた可能性があります。28日東京市場が下落したのは、アメリカ市場の影響よりも、日本固有の原因の方が大きいのではないか。アメリカ市場より、日本の方が下げがキツかった。やはり、高市政権への失望が大きいのだと思う。株価を上昇させた“高市トレード”は、理屈抜き、期待で買われたが、その反動が起こりはじめているのでしょう。内閣支持率が下落するのと歩調を合わせるように、平均株価は右肩下がりです。『骨太の方針』を閣議決定した時は、円も債券も売られています。外国人投資家は、利益を確定し、売り抜けているはずです」
日経平均株価の上昇は、AI関連銘柄が牽引役だった。もし、AI相場が逆回転すれば、株価の暴落は避けられない。
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