下矢一良氏が自身のYouTubeチャンネルで「NHKが取材した人物が逮捕…テレビ局はなぜ見抜けなかったのか?【メディア 中国人】」を公開した。NHKスペシャルの出演者が、放送わずか1ヶ月後に逮捕された事件を取り上げ、元テレビ局員の視点からメディアの取材対象者選びの限界と業界の構造的な問題を語っている。

動画では、5月に放送されたNHKスペシャル「潤日の肖像」に大きく取り上げられた中国籍の会社役員が、その直後に「入管法違反」の疑いで逮捕された事件を解説。下矢氏は、NHKの看板番組に出演すること自体が「信用になる」と指摘し、テレビ出演によってイメージをクリーンにしようとする「うさん臭い界隈」からの売り込みが後を絶たない実態を明かした。

さらに、メディアが取材先を選ぶプロセスにも言及し、通常は専門家からの紹介に頼ることが多いと説明。下矢氏自身は、無名の会社を取材する際、ネット上の評判だけでなく「帝国データバンク」などを活用して経営状態をチェックしていたと明かす一方、それでも「言葉にできないうさん臭さ」を感じ取る直感の重要性を強調した。

最後に下矢氏は、現在のメディア全般に対して「うさん臭いものに対する嗅覚がむちゃくちゃ弱くなっている」と苦言を呈した。メディアに対する目が厳しくなっている現代において、信頼を裏切るような取材先の選定は「タコが自分の足を食うようなもの」と例え、メディアとしての本来の責任やあり方を改めて問いかけている。

チャンネル情報

元テレビ局員の視点から、業界の裏話やテレビ出演の秘訣をお届け!普段はなかなか聞けない、メディアを活用したビジネス戦略やPRの裏ワザを正直にお伝えします!!略歴:PR戦略コンサルタント。テレビ東京に入社し『ワールドビジネスサテライト』『ガイアの夜明け』を製作。その後独立し、中小企業を中心に広報・PRの支援にあたる。