大阪・カンテレの情報番組「ドっとコネクト」(土曜・前11時20分)が4日、生放送され、開催中のサッカーW杯北中米大会でグループリーグ敗退を喫した韓国代表についての同国世論がピックアップされた。

 6月30日に韓国代表が帰国した際には、仁川国際空港に終結した200人の中に「洪明甫(ホン・ミョンボ)!カネを返せ!!協会解体」と書かれたプラカードを持つ人物も現れたと報じられた。また、同月28日には同国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が自身のXアカウントで「能力よりも身内びいきを重視して無能な人を指揮官に選べば結果は火を見るより明らかです」などと投稿し、同国代表の洪明甫監督を名指しで批判。国家元首が代表監督を批判する異例の事態となっている。

 ゲストコメンテーターの弁護士・八代英輝氏は「一見、行き過ぎの集団ヒステリーのように見えてしまうところがある」としつつ「韓国の格差社会であったり、試験至上主義、能力至上主義っていう中で、皆さんすごい苦しんでいる。一方、スポーツ界は、あまねく財閥と癒着関係にある」と私見を述べた。さらに「(韓国)サッカー界は、ヒュンダイ(現代=ヒョンデ)グループから多額の投資をされてて、やっぱりヒュンダイと近い人が、実力主義に反して人事で優遇されるとなると、国民は裏切られたという気持ちがすごい強くなります」と話した。

 番組では韓国社会に詳しい昭和女子大の金泰植(キム・テシク)准教授にも話を聞いており、大韓サッカー協会の鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長と洪明甫監督が、学閥(高麗大)でつながっている可能性があると指摘。監督人事についての疑惑として「能力本位ではなく学閥で引き抜いたのではないか。サッカー代表の活動には公的財源も使われており、国民の怒りもヒートアップした可能性がある」と述べている。