愛するクラブに別れ「言葉で表すのは難しい」 19歳の佐藤龍之介が誓った「良いニュース」
佐藤龍之介が新たな挑戦に向かう
FC東京は7月2日、本拠地・味の素スタジアムで佐藤龍之介のふれあいイベントを実施した。
30日に急遽応募が始まり、約500人のファン・サポーターに見送られ、青赤の19歳が海を渡る。
「世界で輝け青赤の龍之介」
青赤のファン・サポーターと最後のふれあい。これまで小平練習場で行われてきたふれあいイベントを本拠地の味スタで行い、約500人のファン・サポーターとの別れを惜しんだ。
生粋の青赤育ちで、2023年3月8日、16歳4か月20日でルヴァンカップにスタメン出場すると、同年8月28日にプロ契約を締結。高校2年生からプロ生活をスタートさせた。
しかし、翌24年はリーグ戦の出場が3試合にとどまり、25年にはファジアーノ岡山へ武者修行に出た。ウイングバックの新境地を開拓し、リーグ戦28試合6ゴールの活躍。日本代表にも選出されるなど、真価を発揮する1年を過ごした。飛躍のシーズンを経て、満を持して明治安田J1百年構想リーグから東京に復帰した。
FC東京は「自分の全てを育ててくれたクラブ」。青赤のユニフォームを纏って公式戦に出場したのは26試合だが、幼い頃から育ってきたクラブへの思いは人一倍強い。百年構想リーグでも「優勝」という言葉を何度も口にし、チームを結果で導いた。セレッソ大阪との最終戦では足をつりながらも120分間ピッチに立ち、別格のプレーを見せた。
「10歳の頃にサッカースクールのアドバンスクラスに入り、そこからずっとこのクラブで育ってきたので、このクラブはやはり特別です。言葉で表すのは難しいですが、一番好きなクラブであり、一番思い入れのあるクラブです。大切なクラブです」
一番印象に残っている試合は、5月10日に行われた東京ヴェルディとの東京ダービーと明かした佐藤。これから海外クラブとの契約を完了させ、新たな道へと進む。これからの日本代表を担っていく青赤の19歳は「トップレベルの環境で試合に出続け、結果を残すことを日常にできるような選手になっていきたいです。良いニュースをいち早く届けたい」と力強い言葉を残し、拍手喝采を浴びて、新たな挑戦に向かっていく。(FOOTBALL ZONE編集部)

