KNB北日本放送

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北陸新幹線の敦賀から西のルートを再検討する与党の整備委員会がきょう行われ、懸案となっている京都からヒアリングをしました。京都市長は、財政負担の重さなど多くの懸念を示し、今国会中を目指すとしているルートの決定は、先行きが不透明な情勢となっています。

北陸新幹線の福井県敦賀から西、新大阪までのルートをめぐっては、与党の整備委員会が、8つの案を挙げて再検討しています。

きょうの会合では、小浜・京都のルート上で議論の焦点となっている、京都府と京都市からヒアリングが行われました。

敦賀より西のルートをめぐっては、JR西日本や富山県、福井県、滋賀県の知事らは、現在の計画通りの小浜・京都ルートを支持する一方、石川県などは米原ルートを主張し、意見が割れています。

きょうのヒアリングでは、京都府の西脇知事と京都市の松井市長がともに「北陸新幹線の国家的意義は十分認識している」とした上で、地元京都が抱える様々な懸念を示しました。

京都市 松井市長
「新幹線を、皆さんが誘致して、誘致するという前提で国と地方が負担しているものと違う負担でないと、なかなか今の状況でそろばんをはじいても、私はこれが受け入れられるというふうに、なかなか簡単には申せません」

新幹線建設費の財政負担について、強い懸念を示しました。

さらに西脇知事は、財政負担の他にも、懸念材料として「地下水の影響」「歴史的建造物への影響」「工事期間中の渋滞」「排出する土砂の処分」の合わせて5つを示しました。

与党の整備委員会は、来月7日に大阪府と大阪市からもヒアリングする予定です。

来月17日の国会会期末までのルート決定を目指していますが、 まだ先行きが見通せない状況が続いています。