「セ・リーグでも対応が利く」高木豊氏が考えるトレード候補…17年ドラ1内野手「力も戻ってきてる」「結構おもしろい」
スポーツ報知評論家の高木豊氏が、30日までに自身のYouTubeを更新。7月31日のトレード期限へ向けて、「トレードで動くべき球団」について語った。
高木氏は初めに、上位3球団が混戦となっているセ・リーグについてコメント。巨人については、戦力が充実しており「動かないと思う」と予測。球団初となる連覇を目指す阪神については、右の代打が思いつかないことに加え、セ・リーグは投手も打席に立つため、より代打の必要性が高くなることから「右の代打が欲しい」とした。その中で注目選手として、ロッテの石川慎吾外野手を「おもしろい」と候補に挙げた。
好調が続くヤクルトは、けが人が多く、新人選手も出場している中で内野手が欲しいとコメント。先発投手についても1人欲しいとしながらも、他球団も「余ってるところないから」「先発ピッチャーの方が先だろうなとは思う」と優先順位を付けたうえで、若手野手が「交換要員のタマになってくるのかな」と推測した。
パ・リーグについては日本ハムから言及。守備ができる三塁手の補強が必要だと考え、DeNAの柴田竜拓内野手の獲得を提案。「山崎福也と交換してくれないか。もう一人つけるから」と高木氏はコメントし、日本ハムの現状として「守備で破綻が起きている。優勝するチームではありえない」と、優勝を目指すチームにとって必要なピースになると解説した。柴田を提案した理由として、DeNAではドラフト1位ルーキーの小田康一郎内野手に出場機会が与えられていたことなどから「ちょっと浮いてる感じがする。それだったらチャンスがない。そういうこと(トレード)は考えると思う」と語った。
首位を走る西武については、開幕からクローザーを務めたドラフト2位ルーキーの岩城颯空投手が2軍再調整となり、甲斐野央投手が中継ぎから配置転換しているが「あれ以上の中継ぎをくれると思えない。本当に欲しいのは抑えだよな」とコメント。ただ、他球団にとっても重要なピースであるクローザーについて、「抑えなんか出してくれないでしょ。それはちょっと無理かなと思う」と言及した。
また高木氏は、選手個人としてロッテの安田尚憲内野手に注目。「今年の打ち方を見てると、セ・リーグでも対応が利くと思う」と語り、交流戦で巨人の守護神・マルティネスから右翼席へ同点ソロを放つなどしている今季の打撃を振り返り「力も戻ってきてる」「結構おもしろい」と、17年にドラフト1位で入団し、27歳になった中堅選手としての活躍を期待した。
ここまでトレード市場が落ち着いていることを踏まえ、「裏で話してることも多分あると思うよ。成立しないっていうのは何かあるんだろうなとは思うけど、話し合いは常に行われていると思う」とまとめた。

